安全面の都合からスペインで行われることが決まったコパ・リベルタドーレス決勝第2戦だが、またも開催に暗雲が広がっている。
史上初のボカ・ジュニオールズとリーベル・プレートによる“スーペル・クラシコ”となった今季のコパ・リベルタドーレス決勝戦。ボカ本拠地ボンボネーラで行われた第1戦は、2-2で終了していた。
しかし、リーベルのホームで行われる予定であった11月24日の第2戦では、試合前にボカのバスが暴徒化したリーベルファンの襲撃に遭い、会場でも催涙ガスで嘔吐する選手が続出するなど、試合開催が不可能な状況に。会談の結果、試合は延期された。そして29日、CONMEBOL(南米サッカー連盟)は12月9日にサンチャゴ・ベルナベウでの開催を決定。史上初めてスペインで行われることが決まっていた。
だが、またも開催に暗雲が広がっている。リーベルは1日、スペインでの決勝戦を拒否する声明を発表した。
「公にしているように、リーベルは会場の変更を全面的に否定する。11月24日に経済的な大きな努力を払ってチケットを買ったリーベルのメンバーとファンは、この決定により深刻な影響を受けており、差別を受けた」
「6万6000人以上がチケットを購入した。彼らは時間と金を失い、何よりも試合を観戦できないという大きな失望を味わうことになった。現在では、選択された会場やコスト面から、試合を観戦するチャンスを不当に否定されている」
「G20サミットが開催されるようなこの国で、アルゼンチンで最も重要なダービーが正常に開催されないということは理解できない。AFA(アルゼンチンサッカー連盟)は、一部の暴力的な人間によって“スーペル・クラシコ”を自国で開催しないという決断はできないし、すべきではない」
CONMEBOLはすでにベルナベウでの開催へ向け、チケットの譲渡など準備を進めているという。しかし、今回のリーベルの声明により、状況はより複雑化していきそうだ。今季のコパ・リベルタドーレスは、無事に開催できるのだろうか。
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