日本代表FW大迫勇也は、自身のコンディションについては明言を避けつつ、若手選手に奮起を促している。
第2節のオマーン戦（1-0）を臀部の負傷で欠場していた大迫。ケガの状態は「まあまあ、まあまあ。何とも言えないですね。経過を見てって感じなので。まあただ、チームとして2連勝したことがいいことだし、もっと次しっかりと勝って1位突破できればじゃないですか、今はもう」と言及を避けた。そして、期待に応えるようなプレーをすると意欲を示した。
「いやもう、もちろんそこはワールドカップの時から期待というのは感じてることだし、まあ有難いこと。その中で責任感を持ってプレッシャーの中でプレーできる幸せっていうのは、改めて代表というのは感じます。やりがいがあるところだなと言うふうには思いますけどね」
オマーン戦では、北川航也や南野拓実にアドバイスを送るシーンもあった大迫。ベテラン組の役割については長友佑都とは違う意見を持っているとしつつ、若手に奮起を促した。
「長友さんとかからは、若手が力を出せないのはベテランのせいだっていうふうに言ったりしてますけど、それは僕の考えとは違う。若手は自分をもっと出してほしいなと思うし、なかなかこんなチャンス、言ったら日本の中で11人しか試合出れないわけだから、もっと中に秘めてるものっていうのを出してほしい。やってやるぞっていうのをもっと感じたいと言うか、それに対して僕らも負けてられないっていう感じ、相乗効果になればいいなっていうふうには思っています。まだまだ足りないし、僕らが引っ張るんじゃなくて、下から這い上がってきてほしいですけどね」
「もちろん気持ちは分かりますよ。なかなか日本人特有の恥ずかしさであったり、そういうのは絶対にあるものだと思うけど、本当にないんですよ、こういうチャンス。ましてや国際大会で試合に出るってことは、日本人の中でも限られて特別な選手しかないわけだから。もっと怒ったっていいし、先輩に文句を言ったっていいから、出してほしいですけどね。まあ僕はしっかりと調整して頑張ります」
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