クロップ監督、高額移籍に関する過去発言を撤回「ユナイテッドも気にしなかっただろ」

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、考えをあらためたようだ。

リヴァプールの指揮官、ユルゲン・クロップは、フランス代表MFポール・ポグバがユヴェントスからマンチェスター・ユナイテッドに8900万ポンド（約130億円）で移籍した際、「こんな高額な移籍金がまかり通るようになるなら、もうサッカーをやめるしかない」と語っていた。

しかし、リヴァプールは先日、ローマGKアリソンを6680万ポンド（約98億円）で獲得。リヴァプールが過去12カ月で支出した移籍金は約2億5000万ポンド（約365億円）に達している。

クロップ監督はどのように感じているのだろうか。22日に『BBC』がクロップ監督の発言を伝えた。

「私は、周りがどのように考えているか気にしていないよ。（マンチェスター）ユナイテッドも、私の発言を気にしなかっただろ」

そして、ドイツ人指揮官をこうも付け加えた。

「私が意見を変えたかって？それは、その通り。私たちには、私たちが望む選手が必要なんだ」

そして「世界は完全に変わったのさ」と、サッカーを取り巻く状況が変化していると説明した。

「優れた選手は、いつまでも待ってくれない。ローマと長期契約を結んでいるワールドクラスのGKを、無料で獲得することは無理なんだ」

また、クロップ監督はより大きな移籍が行われるだろうと予測している。