カッサーノ、イグアインのミラン退団案に疑問「唯一まともな選手。放出は狂気の沙汰」

アントニオ・カッサーノは、ゴンサロ・イグアインの実力を信じている。

元イタリア代表のアントニオ・カッサーノが13日、イタリアメディア『スカイスポーツ』の番組に出演し、ミランに所属するFWゴンサロ・イグアインを称えた。

今冬の移籍市場においては、ミランで本来の輝きを見せることができずにいるイグアインのチェルシー移籍の可能性が報じられた。しかしカッサーノは、ミランがイグアインを放出することに疑問を呈した。

「イグアインを放出するなんて狂気の沙汰だ。ミランで唯一、まともな選手であり、王者であり、世界最強FWの1人だ。俺だったら絶対手放したりしない。ミランがチームを立て直し、タイトルを獲得したいと考えているならば、彼を中心にスタートしなければならない。彼の脇に強い選手を並べるべきだ。今の選手たちでは、ミランで苦労するのは当然だ。イグアインは常にゴールを決めて違いを見せてきた。今は苦戦しているが、彼は終わっていない」

またカッサーノはレアル・マドリー時代の元同僚でもあるイグアインを絶賛し、FWマウロ・イカルディに代えてインテルのエースに据えたいという願望を明らかにした。

「イグアインはレアル・マドリーで7年間プレーした。それには理由があるだろう。ミランで苦境に立っているのは、彼に適切なボールを供給できる選手がいないからだろう。ピッチでの動きは良いが、誰も良いボールを送る選手がいない。だからチェルシーへ行きたがっているのだろう。俺の好きなようにできるのなら、イグアインを獲って、イカルディの代わりにインテルに入れるよ、イグアインはスーパーチャンピオンだからね。イカルディが移籍したがっている？どうぞ、ご自由に」

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