■僕がトーレスが点を取っても負けたら意味がない
サガン鳥栖は、11日のJ1リーグ第21節で浦和レッズと対戦し、1-0で勝利を収めた。チームは2連勝を果たし、順位もJ1参入プレーオフ対象の16位から15位に浮上。残留争いから一歩抜きん出るために、夏の連戦を勝ち抜いていかなくてはいけない。
ここでチームの攻守のカギとなるのが、この夏に鹿島アントラーズから加入したMF金崎夢生だ。同じく夏の加入となったフェルナンド・トーレスと2トップを形成し、前線に変化をもたらしている。
かねてより「インタビュー嫌い」とされてきた金崎。直前まで浦和との熱戦が繰り広げられていたベアスタのベンチで、DAZNの独占インタビューに応じてくれた。
「(浦和戦は)押し込まれるシーンも多かったけど、しっかり守って、みんなでハードワークして、先制点が取れて。チームとしては勝ちが一番大事。勝てて良かった」
「個人としては点が欲しいけど、でもチームとしては絶好調だから。絶好調というかチームとして調子いい。それが一番。自分が点を取って、例えばトーレスも点を取って、それでも負けてたら何の意味もない。僕たちFWが点を取らなくてもチームが勝つ。そのことがとてもプラスだと思う」。たとえ自身に惜しいシーンがあったとしても、あくまでもチーム最優先の姿勢を崩さない。
と同時に、「今日は、結構トーレスのところで収めて、そこからっていう展開が多かった。ああいう形もあるんだなと思った。技術的にも優れているし一緒にやっていて楽しい」と2トップを組む相方への信頼も口にした。2人の連係による得点に期待が高まる。
■新天地として、鳥栖を選んだ理由
「アウェイで来たときにサポーターを含めてのこの雰囲気。ここでプレーしたいなって思った」。鳥栖への移籍の理由を問われるとそう答えが返ってきた。「Jリーグ(J1)で鳥栖が一番小さいんだって。チームとして、街として。だからそういうチームからJリーグをぜひとも盛り上げてやっていけたら」。
かつてドイツやポルトガルでプレーし、日本代表の招集経験もあるが、見据えるのはチームのみ。「今そこは、先のことはあまり考えていない。目の前の試合に勝つためにコンディション調整をして、勝つために何ができるのか、それだけなので」とあくまでもストイックだ。そして最後にこう結んだ。「チームの勝利のために一生懸命頑張りますので、時間があれば、ぜひスタジアムに応援に来てください」。14日の時点で鳥栖のホームゲーム第24節・ガンバ大阪戦、第26節・サンフレッチェ広島戦ともにまだ空席はある。
「鳥栖は絶対に降格させない」。取材を終えた金崎はそう決意を口にした。チームは15日の第22節で王者・川崎フロンターレとアウェイ・等々力陸上競技場で対戦する。
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