ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンでプレーするイラン代表FWアリレザ・ジャハンバフシュが28日に行われる準決勝の日本戦に向けてAFCの公式サイトで意気込みを語った。
イランは1968年、1972年、1976年と3大会連続でアジアカップを制覇。しかし、1976年大会の優勝を最後に、決勝進出からも遠ざかっている。2004年以来の準決勝進出となった今大会では、準々決勝までの5試合で12得点無失点と屈指の強さを見せ、ここまで勝ち上がってきた。ケガのため最初の2試合を欠場したジャハンバフシュはチームのここまでの試合を振り返り「素晴らしい気分だ。僕たちの夢である、アジアカップ優勝のために可能な限り全力を尽くすよ」と語った。
「僕たちは自分たちが素晴らしいチームだということを理解している。それにイランにいるすべての人々と世界中にいるイラン人が僕たちをサポートしてくれているんだ。これはチームがいいパフォーマンスをするための力になっているよ。僕たちに対する期待がいつも高いということも知っている。僕たちには質の高い選手がいるし、経験のある選手と若い選手が上手く融合できている。その高い期待すらもチームをさらに良くするんだ」
「監督がいつも言っているように、僕たちはチームのためにすべてを捧げている。このチームにスターはいない。それがいいチームを作れた要因でもあるし、今後も勝ち進むことを願っているよ」
日本との直近の対戦は2015年10月に行われた親善試合で、日本が1点を先行されるも武藤嘉紀のゴールで追いつき1-1で引き分けている。ジャハンバフシュは日本に対し「日本は非常に良いチームだ。次の試合に備える必要があるけど、うまくいけば歴史を作ることができる」と1976年以来の決勝進出に向けて意欲を語った。
「僕たちはチームとしていい仕事をしてきた。だから、正直に言うと自分自身がプレーしていようが、他の選手のサポートに回っていようが関係ないんだ。そして国を背負って戦うチャンスが来たら、ベストを尽くし、国のために死ぬ気で戦うだけだ」
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