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アジアカップ2019準決勝でイラン代表が日本代表に敗れた要因を現地メディア『YJC』が考察した。
イランと日本はアジアカップ決勝進出を懸けて28日に対戦。後半に日本が立て続けに得点を挙げて、0-3で敗れたイランの準決勝敗退が決まった。43年ぶりのアジア制覇を目指した戦いにピリオドが打たれたことを受け、同メディアはチームが完敗を喫した理由について解説した。
同メディアによると、オーストラリア人レフェリーのクリストファー・ビース氏の前半のレフェリングは「イランの選手たちをナーバスにさせるもの」だったようだ。さらに、ここまで3ゴール2アシストを記録するメフディ・タレミの出場停止により戦術変更を余儀なくされ、日本に奪われた先制点がイランに大きな精神的ダメージを与え、そこからミスが相次いだとこの一戦を振り返った。
これらを元に、同メディアはイランが準決勝で日本に完敗を喫した理由を6つ挙げた。まず「1点目の後、ディフェンスラインを中心にミスが相次いだ。その結果、2点目につながるPKを与えてしまった」と1つ目の理由について指摘した。
続けて「オーストラリア人主審のレフェリング」、「タレミのような主力が不在という予期せぬ事態に対応できなかったこと」、「イランの弱点について日本に簡単に分析されてしまったこと」、「日本と戦う上で、メンタル面が十分に整っていなかったこと」と大会から敗退した要因をさまざまな側面から分析した。
その一方で、最後の6つ目は「日本の若手選手のモチベーションもこの試合での重要なポイントだった。若い選手たちはこのチャンスを活かそうと一生懸命だった」と他のものとは少々観点が異なり、複数の若手を擁して戦った日本代表を称賛するものであった。
そして、最後に「敗退した韓国、サウジアラビア、オーストラリア、そして我々の代表チームもこれから変化を迎える。この苦い経験を忘れて、もう一度立ち上がることになるだろう」と締めくくっている。
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