インテルがFWマウロ・イカルディから主将をはく奪した問題で賛否両論を呼んでいる。名将ファビオ・カペッロ氏は、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、インテルの決断を支持した。
イカルディは敵地で行われたヨーロッパリーグのラピド・ウィーン戦の招集を拒否。すると指揮官のルチアーノ・スパレッティらインテル首脳陣がこれを理由に選手からキャプテンマークをはく奪し、波紋が広がった。この問題の背景には、イカルディの妻であり代理人のワンダ・ナラさんの自由な発言の影響があるとされるが、ミランやレアル・マドリーなどビッグクラブの指揮官を務めてきた経験を持つカペッロ氏は持論を展開し、インテルの決断に賛同した。
「選手はある種の発言を自身のパートナーに対して許すべきではない。その上、選手が沈黙を貫いてしまっては。少なくとも何かを言わないとダメだ。チームやチームメイトを庇う発言をするべきであり、イカルディはすぐさま庇うべきだった。だがそうしなかった。ロッカールームに戻ったとき、中でどんなことが起きたのかあえて想像することはしないが、主将とは、主審に対して歯を食いしばり、ペナントを交換するだけが役目ではない」
一方、元インテル会長のマッシモ・モラッティ氏は、『メディアセット』のインタビューでクラブの措置に疑問を呈した。
「無駄なことだ。シーズン途中だから選手を売ることもできない。目標を目指していく上で、何のメリットがあるのか分からない。選手がクラブから離れ、クラブが選手から離れていく状況を作る。すべてが公にされてしまったが好ましくないことだ」
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