アーセナル、またもクリーンシートならずも辛勝…最下位に大苦戦も前半のリード守りきる／プレミアリーグ第26節

プレミアリーグは9日に第26節が行われ、アーセナルはハダースフィールドと対戦した。

前節マンチェスター・Cに敗れ、6位に転落したアーセナル。3季ぶりのチャンピオンズリーグ出場に向けて負けられない試合が続く中、敵地で最下位ハダースフィールドとの対戦に臨んだ。

離脱者が続出するアーセナルは、この一戦でオーバメヤンとエジルが病欠。ラムジーは膝、ジャカが鼠径部の問題で外れ、リヒトシュタイナーも欠場に。一方で、ムヒタリアンとナイルズが先発に復帰している。

アーセナルは16分に先制。左サイドからコラシナツがクロスを入れると、エリア内で待っていたイウォビがダイレクトボレーで合わせる。相手DFに当ってコースが変わると、GKの逆を突いてネットに収まった。アウェイチームが早い段階でリードを手にする。

しかしアーセナルはその後、ハダースフィールドの攻勢に苦しむ。それでも前半終了間際、カウンターからムヒタリアンがゴール前に運ぶと、最後はナイルズのクロスにラカゼットが合わせて2点目を奪った。前半はこのまま終了する。

後半序盤はハダースフィールドの攻勢。50分には相手守備陣を崩してディアカビがシュートを放つが、GKレノのセーブに阻まれる。その後もハダースフィールドが良い時間を迎えるが、ゴールには至らない。

攻め続けたハダースフィールドは、後半アディショナルタイムについに1点差に詰め寄る。しかし、時すでに遅し。アーセナルは今季5度目のクリーンシートとはならなかったが、前半のリードを守りきって勝利を挙げた。

■試合結果
ハダースフィールド 1-2 アーセナル

■得点者
ハダースフィールド：オウンゴール
アーセナル：イウォビ（16分）、ラカゼット（45分）