ユヴェントスが今冬、イラク代表の18歳FWモハナド・アリの獲得に関心を示していると、イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じている。
若きイラク代表FWは、アジアカップで背番号10番を背負って4試合に出場、2得点を挙げる活躍を見せた。チームは決勝トーナメント1回戦でカタールに敗れて姿を消したが、ユヴェントスのチーフ・フットボール・オフィサーであるファビオ・パラティチ氏は、アリの輝かしい才能に心を奪われ、今冬の電撃移籍の実現へ向けて準備を進めている。
アリは現在、母国イラクのアル・ショルタで2年目のシーズンを送っており、これまで6得点を挙げている。さらにアジアカップの舞台において1トップとしての実力を示したことで、ドルトムントや日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライも選手に熱視線を送っている。このためユヴェントスは、競合クラブに先んじて手を打つことを検討している。
パラティチ氏はアリをトリノへ連れてくるために200万ユーロ(約2.5億円)の小切手を準備しており、移籍が実現した場合、加入直後はU-23へ帯同させる見込みとされている。冬の移籍市場最終日まであとわずかとなっているが、今後の動向は注目されるところだ。
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