まさにエース。ジョー、名古屋を残留に導く2発「最後まで苦しかった」

名古屋グランパスFWジョーが今シーズンを振り返った。

名古屋は1日の明治安田生命J1リーグ最終節で湘南ベルマーレと対戦。残留に向けて負けられない試合で2点を先行される苦しい展開も、後半にエースのジョーがPKから2ゴールを奪取。2-2で引き分けたものの、ジュビロ磐田が川崎フロンターレに敗れたため、残留が確定した。そしてジョーは最終的に24得点を記録し、得点王を獲得。名古屋残留の立役者となった。

「自分たちが望んでいたスタートを切れることができなかったけど、みんな集中力が高く、乗り越えることができた。最後まで苦しかったけど、残留を決めることができてすごく嬉しい」

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残留が懸かる状況のなかで2本のPKを決めたジョー。「本当に苦しい状況の中でも、落ち着いてやらなければいけないと感じていた。僕たち経験のある選手が、経験のない選手にいろんなアドバイスをしなければならなかった。落ち着いてプレーした結果、2得点できたと思う」と、巻き返しの要因を語った。

また、得点王を獲得したことについては「すごく嬉しい」としながらも、「（得点王が）自分の第一目標ではないのは、最初からずっと言っていた。自分の目標はタイトルを獲得することだった」と謙虚さを失わず。それでも「フォワードとしては得点王になるというのはすごく大事な仕事」とし、「自分一人で獲得することはできなかったので、チームメイトとサポーターに本当に感謝している」と最後は喜んだ。