24日にAFCチャンピオンズリーグ準決勝第2戦が行われ、鹿島アントラーズはアウェイで水原三星と対戦。試合は3-3で引き分けたものの、鹿島が2戦合計を6-5とし、史上初の決勝進出を手にした。
鹿島は20日の浦和レッズ戦から3人を変更。鈴木優磨、三竿健斗、レオ・シルバが先発入りを果たしたほか、負傷明けの昌子源もスターティングメンバーに名を連ねた。
ホームで行われた第1戦は、終了間際に内田篤人が劇的決勝ゴールを決めて3-2で勝利。初のファイナル進出へ向けて絶対に負けられない一戦に臨んだ。
試合は序盤から球際で激しい攻防が繰り広げられる。鹿島は圧倒的アウェイの雰囲気のなか、25分に先取点を奪う。右サイドでFKを得ると、キッカーはセルジーニョ。正確なボールにフリーとなっていた山本脩斗が頭で合わせて鹿島が先制に成功した。
しかし後半に入ると状況が一転する。まず52分に右からのクロスにヨム・ギフンがヘディングで合わせると、一旦クォン・スンテが弾いたものの、こぼれ球にイム・サンヒョプが詰めて水原が同点に追いついた。
さらにその直後、CKからチョ・ソンジンにヘディングシュートを決められ、鹿島は一気に逆転を許してしまう。そして60分には、スルーパスに反応した水原のエース、デヤン・ダムヤノビッチに決められ、1-3に。この時点で鹿島は2戦合計4-5とされ、危機的状況に陥っていた。
しかし、その悪い流れを断ち切ったのは第1戦でも同点弾をお膳立てした西大伍だった。64分、左サイドからのクロスをゴール前のセルジーニョがフリックすると、西が収めてアウトサイドキックでシュート。これが決まり鹿島が2戦合計5-5とした。
アウェイゴール数もまったくのイーブンになった両者。このままいけば延長戦となるが、82分、鹿島が決勝行きの切符を大きく手繰り寄せる。右サイドのスローインを鈴木が中へつなげると、これにセルジーニョが反応。強烈な右足でゴール右隅に突き刺し、鹿島が2戦合計6-5とした。
決勝に進出するために2点が必要となった水原は、その後必死に攻め込むも、鹿島が最後まで集中力を切らさず。試合はそのまま終了。鹿島は3-3で引き分けたが、2戦合計6-5とし、悲願の決勝行きを決めた。なお、決勝の相手はイランのペルセポリスとなった。試合は11月3日に第1戦がホームで、10日に第2戦がアウェイで行われる。
■試合結果
水原三星 3-3 鹿島アントラーズ
■得点者
水原:イム・サンヒョプ(52分)チョ・ソンジン(53分)デヤン・ダムヤノビッチ(60分)
鹿島:山本脩斗(25分)西大伍(64分)セルジーニョ(82分)
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