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日本代表、マリにPKを献上…1点ビハインドで後半に

日本代表は23日にベルギーのリエージュでマリ代表と対戦。前半はマリの1点リードで終了した。

欧州遠征第1戦目となる日本。ロシアW杯まで残り3カ月を切り、GKには川島永嗣ではなく、23歳の中村航輔を起用。DFラインは、酒井宏樹が離脱した右サイドバックに、この日誕生日の宇賀神友弥が先発入り。さらに、前線に入った宇佐美貴史が1年9カ月ぶり、中盤の森岡亮太は3年5カ月ぶりに代表スタメン入りを果たした。

試合は序盤から激しい球際の争い。日本はサイドに入った宇佐美と久保裕也からチャンスメイクを図る。一方のマリは身体能力を生かした攻撃を展開していく。

9分に日本はアダマ・トラオレがDFラインの裏へ抜け出し、左足で強烈なシュートを放ったが、これはGK中村がファインセーブ。得点を許さない。すると11分、宇佐美の絶妙なスルーパスを受けた久保がシュートを放ったが、これは惜しくも枠を外してしまう。

さらに日本は23分、久保の落としを大島僚太がPA手前中央あたりからコントロールシュートで狙ったが、これはGKのスーパーセーブに阻まれてしまう。しかし10分後、その大島が足を痛めて山口蛍との交代を余儀なくされる。

42分、PA内でこぼれ球に反応したムサ・ジェネポがボールを先に触ると、アフターで宇賀神が倒してしまいマリにPKが与えられる。このPKをアブドゥライ・ディアビが左隅に決めてマリが先制。前半はそのまま終了。日本は1点ビハインドで後半に臨むこととなった。

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