大宮アルディージャのMF大山啓輔はFC岐阜に敗れ、完敗となったことを認めた。
大宮は19日、明治安田生命J2リーグ第15節でFC岐阜と対戦。試合は18位の岐阜を相手に完全に後手に回り、0-2と敗れた。大山は「なんであのサッカーをしていて18位…」と漏らしながら、相手のクオリティを称賛している。
「僕がやった感覚ですけど、単純に岐阜のクオリティがすごく高かったなと思います。本当に戦術的にもすごく良いサッカーをしていましたし、本来はああいうサッカーをしっかりつないで押し込んで、切り替え早くして奪ってというところは、たぶんどのチームも目指すところですよね。そのやり方がすごく徹底されていたし、正直僕が今年やった中では一番強かった印象があります」
岐阜が戦術的に中盤に人数を集めたことで、正確なパスが売りの大山にもミスが散見された。大山自身「圧力はすごくありましたし、特に中盤の選手だったり、切り替わった後のDFの選手だったりはすごく感じていたんじゃないかなと思います」と岐阜の寄せの速さを認めた。
前半の低調の出来から一転、後半で押し込んだ要因には「リスクを負ったから」と話し、「それを前半の最初からやっていいのかというのは、選手としてはリスクの部分で、バランスの部分でなかったと思う」とも振り返る。
岐阜に対して「理想的なサッカーをしていました」と完敗だったことを認めた大山。これ以上勝点を落とせない中、求められるのは切り替えで、すでに次の一戦を見据えているようだった。
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