「試合数が多いというのは、言い訳にならない」
鹿島アントラーズDF内田篤人が、チームの勝てない現状に厳しい意見を投じた。
鹿島は28日に行われた明治安田生命J1リーグ第11節で、横浜F・マリノスに0-3と完封負け。3戦未勝利で降格圏間際の15位に転落した。
開始7分に先制点を許すと、21分にも立て続けに失点。後半にも追加点を浴びて完敗。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではJリーグ勢唯一のグループステージ突破を決めたが、リーグでは連戦続きで厳しい状況に陥っている。しかし、内田は「連戦」という言葉は「言い訳にならない」と一蹴。戦力がある鹿島でその言い訳は通用しないと一石を投じた。
「アントラーズって立場的にやっぱりドッシリ構えるチームだと思うんだよね。それが今ちょっとできていない。最近は似た立ち上がりで点を取られてバタバタ、2点目も取られてバタバタ。点取りに行ったかと思うと最後にカウンターを食らって。今までは1点取られても、取り返す。変な余裕じゃないけど、1点くらいくれてやるよくらいのドッシリさがあった」
今までは「(試合内容が)良くなくても勝ててきた。それだけじゃないけど一つの要因だったかなと」と持論を展開した。
内田自身は第8節の名古屋グランパス戦から4試合連続先発出場。状態は「いいんじゃないですか。膝も治ったし」とコンディションは上り調子のようだ。
27日に行われた日本代表ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の記者会見について質問が飛ぶと「見ていない」としつつも、会見の焦点となった解任理由となった「コミュニケーションが薄れたこと」を意識してか、「俺は空気を悪くするタイプではないから、もし入れてくれたら協会、選手、皆さんとも上手くやれる自信はありますよ」とサラッと答えてみせた。
鹿島はここから3試合をホームで戦う。2日にはV・ファーレン長崎と、続く5日は浦和レッズを迎え、9日には大一番のACLラウンド16の上海上港戦が控えている。
「何かきっかけがあれば変わるんだけどね。一つのゴールだったり、練習方法だったり」と語った内田。「ここまできたら、練習の中から」と日々のトレーニングからきっかけを見いだすことを求めていた。
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