明治安田生命J1リーグ第24節が26日に行われ、サガン鳥栖がホームでガンバ大阪に3-0で勝利した。
鳥栖は2トップに金崎夢生とフェルナンド・トーレスが入り、最終ラインには三丸拡とジョアン・オマリが初の先発入りを果たした。一方のG大阪は、前節加入後初先発でいきなり初ゴールを挙げた渡邉千真が2試合連続でスタメン入り。アデミウソンと2トップを組んだ。最終ラインでは左サイドバックに藤春廣輝が9試合ぶりの先発復帰を果たした。
試合は開始2分、鳥栖のオマリが相手と接触してしまい流血。止血のために一度ピッチを離れるアクシデントからスタートした。オマリは直後にピッチへ戻っている。その鳥栖は5分に三丸が左サイドから鋭いクロスを上げると、DFに当たりゴール方向へ。しかしこれはGK東口順昭にセーブされてしまう。
G大阪も25分に遠藤保仁のロングパスからアデミウソンが抜け出してシュートを放ったが枠を外してしまう。両者スコアレスのまま前半を折り返した。
後半に入り、先手を打ったのはホームの鳥栖だった。48分、小野がF・トーレスへ縦パスを供給すると、F・トーレスはワンタッチで落として再び小野へ。ミドルシュートを放つと、藤春に当たってコースが変わり、ゴールネットに吸い込まれた。
さらに57分、F・トーレスがまたも見せ場を作る。金崎のパスを受けたF・トーレスはリターンパス。受けた金崎がミドルシュートを叩き込み、F・トーレスの2アシストで鳥栖が2点のリードを奪った。
さらに86分、ドリブルで持ち上がった福田晃斗が右からクロスを上げると、待っていたのはエル・ニーニョ。F・トーレスがダイビングヘッドで合わせてリードを3点に広げて勝負あり。F・トーレスがリーグ今季初ゴール、2アシストと全得点に絡む活躍を見せ、鳥栖がG大阪との残留争い直接対決を制した。一方のG大阪は3試合未勝利が続いている。
■試合結果
サガン鳥栖 3-0 ガンバ大阪
■得点者
鳥栖：小野裕二（48分）金崎夢生（59分）フェルナンド・トーレス（86分）
G大阪：なし
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