ベガルタ仙台は31日、FW西村拓真が4年契約でロシアのCSKAモスクワに移籍することを発表した。
プロ4年目の西村は今シーズン、明治安田生命J1リーグで全24試合に出場。川崎フロンターレの小林悠と並んで日本人最多となる11得点を記録していた。また、昨シーズンのYBCルヴァンカップではニューヒーロー賞を受賞。21歳のストライカーは、今シーズンのさらなるブレイクで注目されていた。
一方、本田圭佑が所属していたことでも知られているCSKAモスクワは、過去リーグ優勝6度の強豪クラブ。現在はロシア代表のMFアラン・ジャゴエフやGKイゴール・アキンフェエフが在籍している。今シーズンは5試合を終えて1勝3分け1敗で8位につけている。
また、CSKAモスクワは新シーズンのチャンピオンズリーグにも出場が決まっており、レアル・マドリー、ローマ、ヴィクトリア・プルゼニと同グループとなっている。
西村は仙台の公式サイトを通じて、「1人のサッカー選手として現状以上に成長するために、今回の移籍を決断しました」と述べ、このように続けた。
「シーズン途中のタイミングにも関わらず、温かく送り出してくれるクラブのみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。海外へ挑戦するチャンスをいただけたのは、サポーターのみなさんを始め、スポンサー各社の関係者の方々や、常に切磋琢磨をくり返したチームメート、叱咤激励をいただいたスタッフ陣の存在があったからこそだと思います。すべての方々に感謝しています。3年半、本当にたくさんの応援、サポートありがとうございました」
また、9月1日の清水エスパルス戦終了後には「西村拓真選手 壮行セレモニー」を実施する予定となっている。
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