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一時代の終焉へ…本田圭佑がW杯最後宣言&引退も視野か「サッカーにどう携わるか整理したい」

日本代表にとって、一時代の終焉が突然やってきた。

本田圭佑が、ロシア・ワールドカップが最後のW杯になることを明言。さらに、現役続行の可能性についても言及した。

日本代表は、2日に行われた決勝トーナメント1回戦のベルギー戦を2-3で敗戦。史上初のベスト8進出を逃した。本田はこの試合で81分から登場し、FKなどで存在感を発揮したものの得点を奪えず。敗退決定後に「これが僕にとって最後のW杯です」と、4年後のカタールW杯には出場しないことを口にした。

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「現実ですよね。これがワールドカップ。僕自身にとって最後になるんですけど。正直、自分がみんなをもう一個上のステージに連れていってあげたかったっていうのはありますけど、そこで決めれないのも僕の実力。やれることはやった、ベストを尽くしたという思いはあります。仲間にはありがとうと言いたい」

「4年後は考えられない。自分のためだけのワールドカップにするなら同じような役回りで出られるかなと思ってるんですけど、日本代表は大きく前に進んでいかないといけない。次のワールドカップには出ないと思います」

現在32歳の本田は、2008年に南アフリカW杯アジア3次予選のバーレーン戦でA代表デビューを飾ると、その後代表に定着。2010年の南アフリカ本大会では2ゴールを決めて日本を史上2度目の決勝トーナメント進出に大きく貢献した。

その後の2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会でもそれぞれゴールをマークし、日本人史上初のW杯3大会連続ゴール、アジア選手としてのW杯最多ゴール記録を更新する活躍を見せた。

しかし、かねてから本田は、W杯優勝を公言してきた。どんな批判をされてもブレることはなかった。それでも、叶うことなく終わった夢は、「若い世代に引き継いでもらいたい。引き継いでもらえるはず」と、後進に期待を込める形で引き継ぐ構えだ。

自身の引退については「現役を続けていくのかとか、サッカーにどう携わっていくのかは整理したい」とし、「(代表引退は)現役のところとリンクしてくると思うので、今言えるのは『4年後は見られない』ということ。今はいくつかオプションがある中で、自問自答しながら見つけていくもの」と語るにとどまった。

長く日本のエースとして、チームをけん引してきた本田圭佑。代表通算出場は98試合に達し、中村俊輔と並ぶ歴代8位を記録。W杯での4得点を含む通算37ゴールをマークした。

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