デ・ロッシ「不可能がないことを証明する」第2戦での巻き返しに気概を示す

ローマは敵地でのリヴァプール戦を落としたものの、デ・ロッシは3点差をひっくり返し、第2戦での逆転勝ち上がりは“不可能ではない”と説いている。

現地時間24日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）準決勝、リヴァプールvsローマの第1戦は、5-2でリヴァプールが先勝。ローマは敵地での初戦を落とす形となったが、ダニエレ・デ・ロッシは第2戦での巻き返しを誓った。

試合後『メディアセット』の取材に応じたデ・ロッシは「クオーターファイナルでバルセロナ相手にやったことを、もう一度しなければならない」と発言。

「ローマを信じてくれているサポーターのために、我々はもう一度、不可能がないことを証明しなくてはならない。バルセロナ戦ではトラブルもあって不運な展開となったが、リヴァプール戦は序盤に限ればいい内容だった」と、決意と手ごたえを語る。

デ・ロッシは「選手たちの労力ほとんどをディフェンスに集中させるのはチームとして得策ではない。2戦目でひっくり返すことは簡単なミッションではないが、不可能ではないと思う。実際に、我々はそんな奇跡を起こしたからね」と、再びバルセロナ戦に言及。

ローマはCLのラウンド8で、バルセロナとの初戦を1-4で落としながら、ホームでの2戦目で3-0で勝利。デ・ロッシは、3点ビハインドをひっくり返してアウェイゴールで勝ち上がった事例を誇る。

デ・ロッシは2ゴール2アシストのモハメド・サラーにも触れる。「サラーのことはよく知っているよ。素晴らしいプレーヤーだし、人としても偉大だ。彼は敵陣で相手を崩すプレーにたけているけど、まさか、ここまでとはね」と述べ、元同僚のプレーを称賛した。

ローマvsリヴァプールの第2戦は5月2日に行われる。