ナポリが、日本代表MF鎌田大地のほか、MF久保建英やMF堂安律の獲得に関心を寄せていると、イタリア紙『イル・マッティーノ』が9日、報じている。
33年ぶり3度目のスクデット獲得の祝賀イベントにおいて、日本人選手の獲得を検討していることを明かしたナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長。セリエA王者であるナポリには、日本からの関心も増しており、ナポリに拠点を置くイタリア紙は「夏に向けて東京から重要な招待が届いた」として、日本ツアーのオファーが舞い込んでいることを伝えた。だがナポリ会長は、クラブの合宿地であるカステル・ディ・サングロにおいて親善試合を組むことなどを検討しており、チームはヨーロッパ内でプレシーズンを過ごすようだ。
ただ、イタリア紙は「日本人選手たちはアニメの世界の選手だけではない。もはや日出ずる国の代表チームのほぼ全選手がヨーロッパでプレーしている」などと綴り、ナポリが今夏の補強に向けて、日本人選手を複数リストアップしていることを伝えている。
1人目には、フランクフルトの鎌田を紹介。「最近、チャンピオンズリーグで対戦したフランクフルトのスターだ。交渉できるだろう」と綴ったほか、2人目にはラ・リーガで活躍する久保を挙げている。「ナポリはタケフサ・クボをターゲットに入れている。21歳のレアル・ソシエダの右ウィンガーは21歳だが、ラ・リーガで3シーズン以上過ごしている」と述べた。
さらに3人目には、「右サイドの同じポジションでもう1人の逸材がいる。フライブルクに所属するリツ・ドウアンだ」と指摘。カタール・ワールドカップ(W杯)でも世界の注目を浴びた24歳MFへの関心を伝えた。果たして日本人不在のセリエAで移籍は実現するのか、今後の動向は注目されるところだ。


