バルセロナのチャビ監督が2月に今シーズン限りで監督の座を退くと発表した時、バルサのスポーツ・ディレクターであるデコは、後を継ぐのはボローニャのチアゴ・モッタ監督かと問われた。「私はモッタ監督の仕事ぶりを定期的にフォローしているわけではない」と、元ポルトガル代表のデコは『ラ・バングアルディア』紙に語った。
この夏に監督交代を考えているほとんどすべてのヨーロッパのトップチームがモッタに注目していることを考えると、デコのこの発言は驚くべきものである。
事実、マンチェスター・ユナイテッドとユヴェントスは両チームとも、数週間前から、この元イタリア代表を雇うことに関心を強めていると言われている。それは当然のことで、モッタ監督は、ヨーロッパの大会に出たのは22年前が最後、それもインタートトカップだったというチームを、チャンピオンズリーグ出場まであともう少しというまで導いているのである。
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