- レヴァンドフスキからキャプテンマークを剥奪
- 選手は現監督政権では代表戦に出場しない意向
- 指揮官の辞任はなし
AFPレヴァンドフスキに代表拒否されたポーランド指揮官、主将交代を後悔しているか問われ「その時は…」
ポーランド代表はワールドカップ欧州予選第4節でフィンランド代表に1-2で敗戦。代表招集を拒否したレヴァンドフスキはプロビエシュが監督を務める限り、代表チームには出場しないと発言しているが、指揮官は辞任の意思がないことを明らかにしている。ただ、プロビエシュは「彼への代表への道は閉ざしていない」と発言。監督の計画から外れているわけではないことを強調した。
Getty Images Sport36歳のレヴァンドフスキはソーシャルメディアで、今月のポーランド代表の試合(ワールドカップ予選のフィンランド戦を含む)の招集を拒否した理由について、肉体的な疲労と倦怠感が理由だと説明。一方、プロビエシュ監督は、レヴァンドフスキからキャプテンの腕章を剥奪。ピオトル・ジエリンスキを後任に任命することを決定したことで、レヴァンドフスキは「非常に傷ついた」とコメントした。
ポーランドが火曜日の夜にフィンランドに2-1で敗れた後、指揮官は記者団に対して次のように述べた。
「私は最善を尽くしている。チームの利益のためにすべての決断を下しているんだ。痛ましい状況であることは理解しているが、辞任するつもりはない。サッカー界で長年過ごしてきて、多くの状況を経験してきた。監督は契約書にサインし、右手にペン、左手にスーツケースを持つ。それが人生だが、私は諦める人間ではない。この状況を乗り越えることができると思う」
「ロベルト・レヴァンドフスキは素晴らしい選手だ。私は彼の代表への道を閉ざしたわけではない。そのことをはっきりさせておきたい。決定は私がしたのではない。スタンドからのブーイング? それは当然のことだ。それを受け入れる必要がある」
また、レヴァンドフスキをキャプテンからおろした決定を後悔しているかどうか尋ねられると、「その瞬間はそれが正しい決断だと思った。しばらく経ってから判断するのは難しい」と述べた。
Getty Images Sportプロビエシュとレヴァンドフスキの両者が合意に達し、意見の相違を克服しない限り、レヴァンドフスキは国際試合に出場しない見通しだ。ポーランドのファンは、火曜日にヘルシンキで開催された試合で、キックオフのホイッスルが鳴る前から監督にブーイングと口笛で不満を表明。ファンたちは、9月のオランダ戦とフィンランド戦までに、レヴァンドフスキが代表復帰の決意を表明することを願っている。

