ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキは、指揮官が交代しない限り代表でプレーしないという決断に至った真意を語った。
2008年のデビュー以降、ポーランド代表のエース、さらには主将として活躍してきたレヴァンドフスキ。いずれも同国最多となる158キャップ85ゴールを記録しているが、6月のインターナショナルウィークでは代表招集に応じず。さらに、ミハウ・プロビエシュ監督の下ではプレーしないとSNSで宣言して物議を醸している。
今季バルセロナでは42ゴールをマークするなど、36歳となった今でも衰えを見せぬストライカーだが、今回の決断に至った理由を『SportoweFakty』で語った。
「プロビエシュから、キャプテンマークを剥奪するという衝撃の電話があったんだ。全く予想していなかったよ。会話は数分間で終わった。直後にその情報がネットに流れ始めて、家族に何が起きたかを伝える時間すらなかったね。僕は17年間代表チームでプレーして、11年間キャプテンマークを巻いてきた。違うやり方があったんじゃないか、と感じているよ」
「すべてのことが電話で伝えられたんだ。こんなやり方であるべきじゃない。監督は僕の信頼を裏切った。僕は常に代表チームへすべてを捧げてきた。一番大切なものだったんだ。だからこそ、本当に傷ついたよ」
「問題はキャプテンマークに関する決定ではない、僕とのコミュニケーションのあり方だ。キャプテンのことはまったく気にならない。僕は(ピオトル)ジエリンスキを信頼しているし、彼の成功を祈っている。監督がメディアの圧力に屈したような印象を受けたんだ。彼が約束を破ったこと、そしてその姿勢にショックを受けた」
「トレーニングキャンプに参加しない決断は、監督とともに下した。僕は休養を取るべきかどうかを電話した。彼はその考えを支持し、彼自身もこの件について僕に電話をすることを考えていたと言っていた」
また、ポーランド代表として再びプレーする可能性を問われると「落ち着いて考えたい。一息つく必要があり、それから僕の考えや今後についてもっと話をすることができると思う。今日は悔しさと怒りしかない。僕はいつも代表チームのことを考えてきた。これについては何も変わらない」と語っている。
.jpeg?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)