このページにはアフィリエイト リンクが含まれています。提供されたリンクを通じて購入すると、手数料が発生する場合があります。
Real Madrid Player of the seasonGetty

今季のレアル・マドリー全選手評価ランキング:記録破りのキリアン・エンバペから不調のロドリゴまで

全63試合を独占無料ライブ配信!

DAZN

6/15(日)開幕!クラブW杯2025は『DAZN』が独占無料配信

浦和レッズ戦含む63試合すべてを無料で見られる!

アカウント登録だけで視聴OK!全試合日本語実況・解説付き

クラブW杯2025

全試合無料で独占ライブ配信

無料で視聴

昨夏、キリアン・エンバペを獲得したレアル・マドリーは、すべてのタイトルを獲得するはずだった。3冠の予想は至る所で飛び交い、カルロ・アンチェロッティ監督の下、2023-24シーズンのラ・リーガとチャンピオンズリーグの2冠からさらに飛躍するはずだった。

しかし9カ月が経った今、それらの予測は少し馬鹿げたものだったようだ。今シーズンのレアル・マドリーは時折良いプレーを見せたものの、大半の期間をケガに苦しみ、適切なバランスを見出せなかった。結果として、タイトル防衛に失敗し、ヨーロッパでは恥ずかしい敗退を喫し、アンチェロッティの退任で終える無冠のシーズンとなったのだった。

エンバペは約束をほぼ果たし、全公式戦で43得点をマークしたが、夏の目玉補強だったこの選手以外、多くのトップ選手にとって失望的なシーズンとなった。

忘れがたい2024-25シーズンのレアル・マドリーの全選手を評価しランキング付けしてみよう。

  • Real Madrid CF v RCD Mallorca - La Liga EA SportsGetty Images Sport

    24ハコボ・ラモン:評価不可

    本来ならリザーブチームで過ごすはずだった今シーズン、パニックにはなったが何度かラ・リーガで先発し、コパ・デル・レイにも出場した。ラモンに贈る最高の賛辞は、決して目立つことはなかったが、ミスも犯さなかったということである。マジョルカ戦での決勝ゴールについて、今シーズンの数少ないハイライトシーンだったとだけ言っておこう。

  • 広告
  • Real Madrid CF v RCD Mallorca - La Liga EA SportsGetty Images Sport

    23ヘスス・バジェホ:評価不可

    レアル・マドリーの忘れられた選手であるバジェホは、シーズン終盤に散発的な出場を果たし、ベルナベウのベンチに座って莫大な給与を受け取ることを選んだ者には良いことが訪れることを証明した…

  • FBL-ESP-LIGA-REAL MADRID-VILLARREALAFP

    22ダニ・カルバハル:評価不可

    カルバハルは、バロンドール投票で4位になったキャリア最高のシーズンをさらに上回る活躍を期待され、シーズン序盤は好調なスタートを切った。しかし、10月に膝に重傷を負い、シーズンを棒に振ることとなる。来シーズンは、トレント・アレクサンダー=アーノルドとの競争が激化する中、最高のパフォーマンスを取り戻すことを目指している。

  • lucas-vazquez(C)Getty Images

    21ルーカス・バスケス:4/10

    カルバハルとエデル・ミリトンが膝に深刻なケガを負ったため、バスケスは出場を余儀なくされた。彼の努力は決して不十分ではないが、もともと脆弱な守備陣における明らかな弱点となってしまい、2月までにフェデリコ・バルベルデにポジションを奪われてしまった。

    特に、クラシコでのいくつかの悲惨なパフォーマンスは、悪い意味で記憶に残るだろう。シーズン終了後にクラブを去るだろうが、今こそ移籍する適切な時期のようだ。

  • David Alaba Real Madrid 2025Getty

    20ダヴィド・アラバ:5/10

    アラバは膝のケガで15カ月間離脱していたが、ついに復帰を果たした。しかし、他の主要なDFが欠場するチームにおいて、彼はあまりにも早く、あまりにも多くの役割を任されすぎた。

    その結果、さらに多くのケガを負い、そのうちのひとつである膝の半月板損傷のせいでクラブワールドカップの出場が危ぶまれている。彼が再び最高の状態に戻れるかどうか、疑問視されるのも無理はない。

  • La-Liga-Real-Madrid-Athletic-ClubAFP

    19エドゥアルド・カマヴィンガ:5/10

    カマヴィンガのことをケガのリスクが高く、シーズンを通してプレーできる選手ではないと認めるべき時はいつなのだろう。過去数シーズンにわたって膝の故障に悩まされており、2024-25シーズンも好調を維持する兆候は見られなかった。

    本当に残念なことではある。というのも、カマヴィンガは複数のポジションをこなせる、とてつもない才能の持ち主なのだ。しかし、またしてもコンディションを維持できなかった。長期にわたって健康を維持できない限り、彼のキャリアは才能が未発掘のまま終わるかもしれない。

  • Real Madrid CF v CA Osasuna - La Liga EA SportsGetty Images Sport

    18エデル・ミリトン:5/10

    シーズン序盤は堅実なスタートを切り、チームがラ・リーガの首位争いを繰り広げる中、11試合連続で好調をキープし、ベストに近い状態に近づいているように見えた。しかし、11月に受けた残酷な前十字靭帯損傷(2シーズン連続2度目)により、残りのシーズンを全休することとなった。

    クラブワールドカップへの出場の可能性が示唆されているが、彼を起用しない方が賢明な判断となるかもしれない。最高の状態なら素晴らしい選手だが、これまで、その真価を十分に示す場面はほとんどなかった。

  • endrickGetty Images

    17 エンドリッキ:5/10

    「コパ・デル・レイのキング」は、スペインでのデビューシーズンにおいてカップ戦以外では目立った活躍がなかったが、それでも十分な可能性を秘めている。試合に出場さえすればエンドリッキのスピードとパワーの素晴らしさは明らかで、必要な場面では的確なフィニッシュを決められることも証明した。

    問題は、彼がアンチェロッティのシステムに完全にフィットしなかったことだ。背番号9としては身長が不足しており、チームが求めるワイドなポジションを維持するウイングの典型にも合わなかった。レアル・マドリーへの移籍を「失敗」と呼ぶのはやや過激かもしれないが、『ペレの再来』は輝かしい成績を残せなかった。

  • FBL-ESP-LIGA-REAL MADRID-ATHLETIC BILBAOAFP

    16ロドリゴ:5/10

    ロドリゴは、チームメイトの中でも最も有名な選手たちと肩を並べて語られるべき圧倒的な才能の持ち主だが、現在はポジションが合っていないように見え、間違ったクラブでプレーしているように感じられる。ラ・リーガの6得点5アシストの成績は単純に十分ではなく、アンチェロッティはシーズン終了までに彼より年下のアルダ・ギュレルを起用することで、事実上ロドリゴを犠牲にした。

    シャビ・アロンソ監督は、自身が率いるレアル・マドリーでロドリゴが役割を果たすと考えているようだが、他のクラブが興味を示しているとの噂もあり、このブラジル代表選手は今夏、移籍のチャンスを得るかもしれない。

  • Brahim Diazgetty

    15ブラヒム・ディアス:5/10

    2023-24シーズン、ブラヒムは最高のコンディションなのに数分間しかプレーできない状況が続いていた。さらにエンバペの加入により、出場機会がさらに減ってしまった。モロッコ代表のブラヒムは時々非常に楽しいプレーを見せる選手であるが、長時間になると鋭さを欠くようになり、敗北が確実な試合でスーパーサブとして起用されることが多すぎた。

    真の才能を持った選手ではあるが、サンティアゴ・ベルナベウから移籍するべきかもしれない。

  • FBL-ESP-CUP-BARCELONA-REAL MADRIDAFP

    14フェルラン・メンディ:6/10

    メンディはレアル・マドリーで長年批判を受けてきたが、実際は堅実な左サイドバックで、多くのことを十分にこなせる選手である——世界最高峰のレベルではないにせよ。そして、そのことは再び証明された。このフランス代表選手は至るところで貢献し、バランスを欠いた左サイドが守備を放棄した際にはカバー役を果たした。

    いくつかのケガのせいで長期的には活躍できないのではないかとの懸念があり、レアル・マドリーは近日中に新しい左サイドバックを獲得する予定だと報じられている。とは言え、メンディはコンディションが良ければ自分の役割を果たせる選手である。

  • Real Madrid v Real Sociedad - Copa del ReyGetty Images Sport

    13アンドリー・ルニン:6/10

    ルニンは、レアル・マドリーが望んでいた以上に重要な役割を果たしたと言えよう。このウクライナ代表選手は、度重なる負傷に悩まされるティボー・クルトワの代役として、たびたび起用された。おそらく彼に贈れる最も高い評価は、どの時点でも著しいパフォーマンスの低下が見られなかったということだろう。

    ルニンは決してエリートにはならないだろうが、サッカー界における偉大なGKのひとりの控えとして十分な役割を果たした。これは決して軽視すべきことではない。問題は、フルタイムでプレーできる他のチームに移る必要があるかどうかだ。

  • Real Sociedad v Real Madrid -  Copa del ReyGetty Images Sport

    12ダニ・セバージョス:6/10

    トニ・クロースの代役にはなれなかったが、コンディションが良い時はボールの保持において重要な安定感を提供し、不安定な中盤のペースを調整する役割を度々果たしていた。彼のパス成功率はチーム内で最も高く、得点の脅威はほとんどなかったものの、試合時間を消化する能力は疑いようがない。守備の欠点は無視しよう。

  • vinicius Getty Images

    11ヴィニシウス・ジュニオール:6/10

    ヴィニシウスの高い実力からすれば、今シーズンは非常に惨憺たるシーズンだった。このブラジル代表選手はロドリにバロンドールを阻まれた後、「10倍強くなって戻ってくる」と誓ったが、その復讐の旅はすぐに軌道から外れてしまった。

    ヴィニシウスは、エンバペとまったく息が合わず、アロンソ監督のシステムへの適応も不明確なまま、ここ数年で最悪のシーズンを過ごした。リーグ戦で11得点8アシストという成績は、彼のレベルを考えると到底十分とは言えない。

  • Real Madrid CF v RCD Mallorca - La Liga EA SportsGetty Images Sport

    10フラン・ガルシア:6/10

    凡庸な形容詞を選べば、「問題ない」か「安定している」か「好ましい」か。それがフラン・ガルシアの今シーズンを要約する言葉になるだろう。ラージョ・バジェカーノから買い戻した格安オプションの選手で、フェルランド・メンディが不在の際に出場し、役割を十分に果たした。優れたDFではないが、身体能力でミスを補い、シーズンを通してチームの左ウイングたちとの連携を改善してきた。

    来シーズンは興味深い展開になりそうだ。ガルシアは先発で起用される回数を増やすだけのポテンシャルを示したかもしれないが、彼のポジションに対してクラブが投資する可能性が囁かれている。もし彼を完全に置き換えるつもりなら、それは彼にとって厳しい措置となるだろう。

  • Aurelien TchouameniGetty Images Sport

    9オーレリアン・チュアメニ:7/10

    チュアメニは2022年にカゼミーロの後継者、つまり、レアル・マドリーを次の成功の時代へと導く守備的MFとして加入した。それ以来、彼は期待通りの結果を残せていなかったが、昨シーズンは確実に成長を遂げていた。

    必要な時はセンターバックとして見事な代役を務め、シーズンを通してパス能力を向上させた。周囲の選手たちと共に1年を通して戦えるコンディションを整えれば、さらなる成長が期待される。

  • Raul Asencio Real Madrid 2025(C)Getty Images

    8ラウール・アセンシオ:7/10

    地元出身で21歳のセンターバックは、本来ならレアル・マドリーでプレーする必要はなかったはずだった。アセンシオにとって、カスティージャからトップチームへの昇格は驚くほど容易のように思われた。空中戦に強く、タックルも堅実で、ラ・リーガの大型ストライカーたちと対戦するのを楽しんでいるようかのようだった。

    クラシコやチャンピオンズリーグのリヴァプール戦では経験不足のようなところも見せていたが、他に頼れる選手がチームに少なかったシーズンにおいて、信頼できるパフォーマンスを見せていた。

  • Real Madrid CF v Athletic Club - La Liga EA SportsGetty Images Sport

    7ティボー・クルトワ:7/10

    コンディションが完全な時のクルトワほど優れたGKはまずいない。問題は、この長身のベルギー代表選手がケガに悩まされることが増えてきていることだ。

    ラ・リーガでわずか30試合の先発出場に留まり、ルニンが信頼できる代役だったとしても、クルトワが第一の選択肢であることは疑いようがない。彼のいくつかのスーパーセーブは、レアル・マドリーを敗北から救い続けている。

  • Arda Guler Real Madrid HICGetty Images

    6アルダ・ギュレル:7/10

    「トルコのメッシ」は、ケガに悩まされたデビューシーズンを経て、レアル・マドリーのトップチームでの最初のフルシーズンで、単なる将来有望な選手である以上の存在であることを証明した。チームにスムーズに溶け込み、最終的にチーム内序列でロドリゴを上回った。

    メッシよりもルカ・モドリッチに似た技術に優れたMFであるギュレルは、ラ・リーガの難しい守備陣相手にも最終パスへの嗅覚を武器に、チャンスを生みだす要としての存在感を示した。アロンソ監督のスタイルにうってつけの選手には見えないが、その才能は疑いようがない。未来は明るい。

  • modric Getty Images

    5ルカ・モドリッチ:7/10

    彼のレアル・マドリーでのキャリアに相応しい輝かしい最後ではなかったが、モドリッチは39歳という年齢にもかかわらず、まだ役割を果たすことができることを示した。このクロアチア代表選手よりも多くの試合に出場したのはバルベルデだけで、いくつかの重要な試合では先発メンバーに名を連ね、接戦を制する理想的な交代選手としても機能した。

    サンティアゴ・ベルナベウでの最後の試合についても触れておこう。クラブの偉大な選手にふさわしい、感動的な瞬間だった。

  • FBL-ESP-LIGA-SEVILLA-REAL MADRIDAFP

    4ジュード・ベリンガム:7/10

    2023-24シーズンで記録的な得点数をマークする素晴らしいデビューシーズンを過ごしたベリンガムは、2024-25シーズンの開幕時には、より重要な役割を背負うこととなった。それに適応する期間を経て、数カ月間は順調に見えていたが、ほどなくポジションや役割が変わり、ベストのパフォーマンスを発揮できなかった。

    イングランド代表のベリンガムは、攻撃時の創造性と推進力は疑いようがなかったが、シーズン終盤には努力を怠るようになり、夏のオフの必要性が浮き彫りになった。その休息は肩の手術を受けることで得られるだろうが、その前にクラブワールドカップで再び起用される予定である。

  • Antonio Rudiger Real Madrid(C)Getty Images

    3アントニオ・リュディガー:8/10

    全盛期だった頃、リュディガーは圧倒的な存在感を見せ、ケガ人続出で崩壊した不安定な守備陣の中で唯一、安定した存在だった。残念ながら膝のケガでシーズンを棒に振ることとなったが、コパ・デル・レイ決勝では試合後の信じがたい行動で、そのキャリアを永遠に汚してしまった。

    彼は単なるアーリング・ハーランドのつぶし役であるだけでないことを、一連の素晴らしいパフォーマンスで証明した。

  • Sevilla FC v Real Madrid CF - La Liga EA SportsGetty Images Sport

    2フェデリコ・バルベルデ:8/10

    バルベルデを批判する材料はほとんどない。レアル・マドリーにとって暗黒だった今シーズン、彼はほぼ完璧な仕事をした。守備的Mが必要か。当然だ。試合終了直前に得点する背番号10は必要か。もちろん。右サイドバックが不調だって? バルベルデがいるじゃないか。

    不安定なシーズンの中、このウルグアイ代表選手はすべてを簡単にこなした。ラ・リーガのほとんどの試合に先発出場し、アンチェロッティのチームがケガ人続出の危機に直面する中、あらゆるポジションでプレーした。リーグ戦だけで10得点に貢献したことは素晴らしく、26歳という年齢を考えれば、まだ多くの可能性が残されている。

  • mbappeGetty Images

    1キリアン・エンバペ:9/10

    統計の数値には否定の余地がない。エンバペはレアル・マドリーの選手として史上最も成功したデビューシーズンを過ごし、シーズン終了時にはピチーチ賞とヨーロッパ・ゴールデンブーツ賞の両方を獲得した。その点では、彼はレアル・マドリーの中で断トツに最高の選手だった。

    彼がチームとしてのロス・ブランコスに与えた影響については疑問が残るものの、その才能は疑いようがない。しかもエンバペはその才能を豊富に持っているのだ。アロンソ監督なら彼からもっと多くのものを引き出せるだろうとも考えられる。