このページにはアフィリエイト リンクが含まれています。提供されたリンクを通じて購入すると、手数料が発生する場合があります。
Eintracht Frankfurt transfers GFXGetty/GOAL

エキティケやマーモウシュの次に来るのは誰か。ヨーロッパのトップクラブへ高額移籍が噂されるフランクフルトの選手6人

CL・EL2025-26シーズンを視聴!

WOWOWオンデマンド

CL・EL全試合をWOWOWで独占生中継!

この熱狂に乗り遅れるな。

オンデマンドなら今すぐ視聴可能!

WOWOWオンデマンド

月額2,530円(税込)

今すぐ視聴

1月の移籍市場で次なる移籍を果たしたのはオマル・マーモウシュで、2025-26シーズンの前半にアイントラハト・フランクフルトでブンデスリーガ17試合に出場し24得点に関与したこのエジプト代表FWを、マンチェスター・シティが7,500万ユーロ(約131億円)で獲得した。その後、夏にはウーゴ・エキティケがマーモウシュに続いてプレミアリーグに向かい、リヴァプールは、フランクフルトに来る前のPSGでは期待に応えられなかったがドイチェ・バンク・パルクにやって来た最初のシーズンで全公式戦通算22得点を記録したこの長身のフランス代表選手に、9,500万ユーロ(約166億円)を投資したのだった。

ウィリアム・パチョも、フランクフルトの大きな成功例である。2024年夏、このブラジル代表DFはフランクフルトから4,000万ユーロ(約70億円)でPSGに移籍した。ここ6年ほど、フランクフルトはヨーロッパのどのクラブよりも、掘り出し物を見つけてスーパースターに育て上げ、巨額の利益を上げることに長けている。

実際、マーモウシュとコロ・ムアニはそもそもフリーでフランクフルトに移籍したし、エキティケにはわずか1,600万ユーロ(約28億円)しか支払っていない。一体どうして、彼らは大当たりを続けられるのだろうか。フランクフルトのCEOアクセル・ヘルマンによれば、その答えはシンプルだが効果的な三本柱の方式にあるという。

「我々はブンデスリーガで屈指の指導陣を有している」と、『ジ・アスレティック』誌の最近のインタビューでヘルマンは語った。「これは非常に重要なことで、我々は若手選手を獲得し、数多くの手をかけて彼らを育成している。それが現在の我々の名声を支えているのだ。選手や他のクラブと話す時、我々は戦略を隠さない。他のクラブと良好な関係が築けているのは、我々がこの仕事に対して真剣であることを彼らが理解しているからだ。我々は国際的なクラブだ。空港がすぐ近くにある。フランクフルトは147もの異なる国籍を有する人々が共存する国際都市だ。南米出身でもアフリカ出身でも、ここでコミュニティを見つけることができる」。

つまり、ドイチェ・バンク・パルクの環境はあらゆる選手が成長できるよう設計されており、フランクフルトは広範な人脈ネットワークを駆使した迅速なキャリアアップを約束できるのだ。野心ある若手選手がステップアップするのにこの上なくうってつけのクラブなのである。GOALは2026年にフランクフルトから夢の移籍を果たす可能性のある選手6名を徹底分析してみよう…

▶CL・EL2025-26シーズンをWOWOWで独占生中継!お得な期間限定プランは10/31まで!

  • Can UzunGetty Images

    ジャン・ウズン

    ドイツ生まれだが両親がヨーロッパとアジアにまたがるトルコの出身であることからトルコ代表を選択したジャン・ウズンは、2024年7月にニュルンベルクからわずか1,100万ユーロ(約19億円)でフランクフルトに移籍し、5年契約を結んだ。この10代のFWはデビューシーズンは控えに甘んじたが、それでも20試合(うち先発はわずか9試合)で8得点に関与した。夏の間、ディノ・トップメラー監督にレギュラーとしての価値を証明すべく懸命に努力していた。

    2025-26シーズンが開幕してからの数カ月、トップメラー監督はウズンの願いを叶え、19歳の若者はその期待を裏切らなかった。ウズンは今世紀において、ヨーロッパの五大リーグで5試合連続得点を記録した4人しかいない10代選手のひとりとなったのである。これまでに達成したのはボルシア・ドルトムントのユリアン・ブラントと同チーム時代のジェイドン・サンチョ(それぞれ2015-16シーズンと2019-20シーズン)、レアル・マドリー時代のカリム・ベンゼマ(2007-08シーズン)だけである。さらにウズンは、チャンピオンズリーグ第1節で5-1で勝ったガラタサライ戦でも得点している。

    ウズンの決定力とパス出しの能力、ドリブル時の低い重心はバイエルン・ミュンヘンのジャマル・ムシアラを彷彿とさせ、複数の攻撃ポジションをこなせる能力で早くもフランクフルトにとって貴重な戦力となっている。「ジャンの技術はトップクラスで、並外れた才能の持ち主だ。このまま努力を続け、良いプレーをし、健康を維持すれば、彼には巨大な可能性がある」と、フランクフルトのマリオ・ゲッツェは若きチームメイトについて語った。

    『スカイ』によると、プレミアリーグの複数のクラブがウズンの動向を追っており、フランクフルトはすでに8,000万ユーロ(約140億円)の移籍金を設定していたが、さらに巨額の移籍金を要求することになりそうだ。

  • 広告
  • Eintracht Frankfurt v 1. FC Union Berlin - BundesligaGetty Images Sport

    ナサニエル・ブラウン

    ナサニエル・ブラウンも昨年ニュルンベルクからフランクフルトに移籍した選手だが、ウズンより半年早く、移籍金は700万ユーロ(約12億円)低かった。2023-24シーズンの後半はニュルンベルクにレンタル移籍で戻っており、トップメラー監督の戦術に定着するには時間を要したが、初めてのシーズンが終わる頃には不動のスタメンとなり、10得点に貢献した。

    22歳のブラウンは主に左サイドバックを務めるが、右サイドや純粋なウイング、逆サイドのMFとしてもプレーできるマルチな才能を備え、攻守ともに違いを生みだせるスピードと質の高いスキルを誇っている。今シーズンも驚異的な成長を続け、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督の目に留まった。10月のインターナショナル・ブレイク中には、4-0で勝利したルクセンブルクとのW杯予選に途中出場し、代表デビューを果たしている。

    ブラウンは米国の国籍ももっており、アメリカ代表チームも彼の獲得を目指していたが、本人はドイツ代表への忠誠を永久に誓った。今や、ナーゲルスマン監督の2026年ワールドカップ代表に入ることがブラウンの目標である。レアル・マドリー、アーセナル、マンチェスター・シティなどとの関連が報じられる中、ブラウンの市場価値は6,000万ユーロ(約105億円)に急騰しているようだ。

    ▶CL・EL2025-26シーズンをWOWOWで独占生中継!お得な期間限定プランは10/31まで!

  • Sport-Club Freiburg v Eintracht Frankfurt - BundesligaGetty Images Sport

    カウアイ・サントス

    ブラジル出身GKカウアイ・サントスは2023年、10代の若さでフラメンゴからフランクフルトに移籍した。移籍金はわずか160万ユーロ(2億8,000万円)で、クラブに加入してからの2年間はケヴィン・トラップの控えに甘んじた。昨シーズン終盤、正GKの座を強く狙い始めた矢先に膝の十字靭帯を断裂し、その後4カ月、戦線離脱を余儀なくされた。

    しかしサントスの決意はそれまで以上に固く、新シーズン開幕の4試合目に予想より早く復帰。トラップが夏の移籍市場でパリFCに売られた後、ミヒャエル・ツェッテラーに代わってゴールマウスを守るようになった。22歳のサントスは復帰前、マンチェスター・ユナイテッドから3,000万ユーロ(約52億円)のオファーを受けていたが、フランクフルトは彼を新たな正GKと位置付けて売却を拒否した。

    残念なことに、サントスが復帰した後、本人とチーム双方にとって喜ばしい結果がほとんどない。トップメラー監督のチームは直近の全公式戦5試合で1勝しかしていないのだ。2-2の引き分けだった日曜のフライブルク戦ではポジション取りが悪くFKを許したと批判された。ミスのせいでキャリアの軌道修正が迫られるような事態にならないよう注意が必要だが、彼の潜在能力は明らかだ。

    サントスは同じくブラジル出身で元マンチェスター・シティのスター、エデルソンと同じくボールプレーヤー型のGKであり、大柄ながら非常に素早い反射神経を持つ。ドイツサッカー界のレジェンド、ローター・マテウスが4月にサントスのことを「ワールドクラス」と評しており、トッテナムが獲得を狙っているという噂もある。フランクフルトが安定感を取り戻せば、たちまち再び注目株となる可能性がある。

  • ENJOYED THIS STORY?

    Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

  • Jean-Matteo BahoyaGetty Images

    ジャン=マテオ・バホヤ

    フランクフルトには質のよい攻撃陣が揃っており、すぐにでも勝利を取り戻せるはずだ。トップメラー監督が擁する武器の中で最も危険な存在なのはジャン=マテオ・バホヤであろう。フランクフルトは、この夏サウジ・プロリーグがこの20歳のウイングに対して提示した7,000万ユーロ(約123億円)のオファーを拒否したが、現在ではアーセナルが関心を示していると報じられており、このことはフランクフルトでのバホヤの急成長を物語るものである。

    2024年1月にフランスのアンジェからわずか800万ユーロ(約14億円)で獲得されたバホヤは、驚異的なスピードと華麗なドリブルでトップメラー監督の切り札となった。昨シーズンにはボーフム戦で時速37.09kmを記録しブンデスリーガでの新記録を樹立。全速力で駆け抜ける彼を止めるのはほぼ不可能だ。

    今シーズンのベバホヤは、さらに重要な役割を任されており、ブンデスリーガの開幕戦ではヴェルダー・ブレーメン相手に左サイドから際立った活躍を見せた。U-21フランス代表としても4-1で勝利した試合で驚異的な2得点を挙げ、合計4本のシュートと19本のスプリントを記録し、デュエルの勝率で76%を達成して、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。

    バホヤは現在、最終ラインでウズンと見事な連携を築きつつあり、これがフランクフルト復活の鍵となるかもしれない。もし彼が毎週のようにアタッキングサードで結果を出せるようになれば、7,000万ユーロ(約123億円)という移籍金はほどなく適正価格となり、2026年にはアーセナルが正式に関心を示すようになるかもしれない。

    ▶CL・EL2025-26シーズンをWOWOWで独占生中継!お得な期間限定プランは10/31まで!

  • Eintracht Frankfurt v SV Werder Bremen - BundesligaGetty Images Sport

    ヒューゴ・ラーション

    2023年5月にマルメから当時のスウェーデンでの移籍金記録となる900万ユーロ(約15億円)でフランクフルトに移籍してきたヒューゴ・ラーションは、すでにフランクフルトの主力となっている。驚異的な運動能力を有し、ゲームの読みに長け、正確なパスを出せるラーションは、敵のプレーを断ち切るだけでなく味方のプレーを前進させる役割を担う、フランクフルトにとって頼れる存在だ。

    ユース時代にチェルシーのトライアルの経験があるこのスウェーデン代表選手もまた、この夏、サウジアラビアが優先的な獲得ターゲットとしたフランクフルトのスター選手のひとりだった。しかしラーションは母親と相談した結果、最終的に残留を決断した。「母に電話したら、そんなこと考えるだけでもダメだと叱られたんだ。『ダメダメダメ、そんなことするんじゃない!』って。他の理由も少しあるけど」と、彼は9月にスウェーデンのメディア『Fotbollskanalen』で明かしている。「母は息子がヨーロッパで成功することを夢見ているんだ」。

    ここ数カ月、リヴァプール、レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、トッテナムもラーションへの関心を示していると報じられているが、この21歳の選手は昨年10月に2029年までの契約延長にサインしており、彼の獲得には巨額のオファーが必要となるだろう。とはいえ、ラーションはトップクラブで成功するのに必要な身体能力とサッカーIQを兼ね備えており、マンチェスター・シティが最も理想的な移籍先となる可能性がある。報道によれば、彼はすでに中盤の底でのロドリの長期的な後継候補として注目されているという。

  • Atletico de Madrid v Eintracht Frankfurt - UEFA Champions League 2025/26 League Phase MD2Getty Images Sport

    ヨナタン・ブルカルト

    Caught Offside経由のドイツ人ジャーナリスト、クリスチャン・ファルク氏の見解によれば、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、トッテナム、ニューカッスル、ブライトンはいずれも、この夏、2024-25シーズンに約10年ぶりにヨーロッパのカップ戦の出場権を獲得したマインツの主力選手、ヨナタン・ブルカルトの獲得を検討していたという。2018年に18歳でメワ・アレーナでトップチームデビューを果たしたこのドイツ代表FWは、ブンデスリーガの28試合で18得点を記録。この数字を上回ったのはハリー・ケイン、セール・ギラシ、パトリック・シックのみであり、決定力の高さとマインツのビルドアップに重要な貢献をしたことが広く称賛された。

    結局、ブルカルト獲得競争を制したのはフランクフルトで、マインツと2,100万ユーロ(約36億円)の移籍金で合意したが、この金額にはすでに割安感すら漂っている。25歳のブルカルトはフランクフルトでの初出場から7得点を記録し、ガラタサライ戦とフライブルク戦では見事に2得点ずつをあげている。

    ブルカルトはすでにドイツ代表で5試合に出場しており、全盛期に突入して、さらに多くの出場機会を得るだろう。年が明ければプレミアリーグの強豪クラブが再び彼への関心を示すに違いない。なぜならブルカルトはケインを除けばブンデスリーガで最も危険なストライカーであり、フランクフルトがチームとしては苦戦しているにもかかわらず彼の得点力は落ちていないという事実は、彼が特別な才能の持ち主であることを強調しているからだ。

    ▶CL・EL2025-26シーズンをWOWOWで独占生中継!お得な期間限定プランは10/31まで!

0