今季のPSGが残念な10の理由:メッシは去りたがり、ネイマールはケガ…ドンナルンマは安定感を欠く

PSG GFXGetty/ GOAL

現地時間27日の試合を引き分けたパリ・サンジェルマン(PSG)は、2年連続リーグ優勝を果たして最低限のノルマを達成した。

公平に評すなら、リーグ・アンに関してここ数日は面目躍如以上のものはあった。確かにPSGは毎年リーグ優勝して「当たり前」なチームではあるが、そう簡単に勝てるリーグではない。最高のチームだからと言って、単純に他の19チームに圧勝する必要があるというわけではない。

PSGは名声に違わぬチームではあるが、今シーズンは安定していたとは言えない。今年に入ってから疲れ果てて迫力のないチームとなり、スピード感のないプレーぶりだった。優勝回数を2桁に乗せる快挙を達成したというのに、印象の薄いシーズンになってしまいそうなのだ。PSGは、今シーズン躍進して2位を確定したランスよりも負けた試合の数が多く、9位のニースよりも現在のところ失点が多い。

以下に続く

他のチームだったらこんなことは許容範囲かもしれない。だが、PSGは国家から資金援助を受け、巨大なマーケティングを有するチームであり、完全であることが求められる。それなのに今シーズンは不完全の宝庫だった。新しい監督は面白みに欠け、スター選手たちは期待はずれ。文字どおり失望させられることが度々あった。怒りを募らせるファンのフラストレーションは煮えたぎっている。

フランスの首都を本拠地とするチームが、成功を収めながらもこんなにも残念な理由を見てみよう。