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【W杯 日本代表メンバー“ガチ予想”】「長友佑都&守田英正は選外」安田理大氏が森保監督の選ぶ26名を徹底予想!

いよいよ開幕まで約1カ月となったワールドカップ。JFA(日本サッカー協会)は、5月15日に本大会に出場するメンバー26名を発表する。各クラブで選手たちが最後のアピールを続ける中、森保一監督が誰を選ぶのか、注目度は高まっている。

今回『GOAL』は、元・日本代表DFで解説者の安田理大氏に本大会のメンバー予想を依頼。

「人生の半分以上は森保さんと付き合いがある。奥さんより長いですよ(笑)」と語る安田さんだが、「26人しか選ばれへんの!?  難しいわ! 森保さんは毎日寝られているの?」と悩み抜きながら恩師の頭の中を紐解いていく。

※フォーメーションは3-4-2-1想定

インタビュアー=北條聡(サッカージャーナリスト)

インタビュー実施日:4月21日

  • zion suzuki(C)Getty Images

    GKは序列が明確に?

    ▽GK

    鈴木彩艶(パルマ)

    大迫敬介(サンフレッチェ広島)

    早川友基(鹿島アントラーズ)

    ●正守護神は誰?

    「ケガをしない限り、3月のイギリス遠征の3選手は固いと思います。比較的若い鈴木彩艶(23歳)選手を2人が支える形ですね」

    「スタメンは鈴木彩艶選手でほぼ間違いない。パルマでケガから復帰後もスタメンで出ていますし、パフォーマンスも上がっています。もしかしたら大会終了後にはビッグクラブに移籍するかもしれない。それくらい現地でも評価は高いです。僕もそうなることを期待したい」

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  • yuto nagatomo(C)Getty Images

    長友佑都、大ベテランの立場は…

    ▽DF

    谷口彰悟(シント=トロイデン)

    渡辺剛(フェイエノールト)

    冨安健洋(アヤックス)

    伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)

    瀬古歩夢(ル・アーヴル)

    鈴木淳之介(コペンハーゲン)

    板倉滉(アヤックス)

    菅原由勢(ブレーメン)

    ▽不動の選手

    「3バックで考えると、センターをできる谷口選手と渡辺選手は入る。外せないのは、ケガさえなければ冨安選手。ブンデスリーガ優勝の瞬間にピッチに立っていた伊藤洋輝選手もですね。逆にバイエルンで試合に出ていて選ばれなかったらどうなんやと(笑)」

    ▽菅原由勢

    「森保ジャパン発足から考えると、DF陣では2番目に多く出場しています(20試合)。最近は少し出番が減っているかもしれないですが、3月の遠征も2試合に出ましたし、ブンデスリーガでのパフォーマンスも素晴らしい。加えて、ワールドカップという長い時間の共同生活をするうえで、彼のようなポジティブで明るいキャラクターは必要になります。みんなから愛される彼は入ると思う。クラシカルなサイドバックですし、個人的にも大好きです」

    ●長友佑都は外れる?

    「ケガをしてしまって、メンバー発表前最後のテストだったイギリス遠征にも参加できませんでした。そして、例えば僕が20代の同じポジションの選手で、少しでも可能性がある状況でケガを抱えていた長友選手が選ばれたら、『なぜ?』となる。厳しい意見かもしれないですが、現実的に考えるとこうなると思います。その経験やピッチ外の役割は彼だけにしかないものですが……外れると予想しています」

  • endo fujita(C)Getty Images

    現キャプテン&未来のキャプテン

    ▽ボランチ

    佐野海舟(マインツ)

    田中碧(リーズ)

    鎌田大地(クリスタル・パレス)

    藤田譲瑠チマ(ザンクト・パウリ)

    遠藤航(リヴァプール)

    ▽佐野海舟

    「今の日本代表で一番替えがきかない。マインツでのパフォーマンスは素晴らしいですし、『今日は調子が悪いのかな』という試合がまったくない。ボール奪取、カバーエリア、推進力……守備的MFということで、エンゴロ・カンテやモイセス・カイセドに匹敵するレベルだと思っています」

    ▽藤田譲瑠チマ

    「フィジカルが強く、球離れが良い。ボールを持った時の姿勢と顔の位置も良く、縦にパスを刺せます。ザンクト・パウリでは一列前をやりますが、テクニカルなドリブルでチーム全体を押し上げるプレーも見せています。そして彼に関しては、パリ五輪でキャプテンを務めていて、別次元のプレーをしていました。そこで悔しい思いをしましたが、借りを返せるのはワールドカップしかない。この大会を経験してさらにたくましくなって、次の大会ではキャプテンになっていてほしいですね」

    ▽遠藤航

    「今はケガで離脱していますが、ワールドカップを見据えた治療法も選択しました。何と言っても、彼は日本代表のキャプテンです。リヴァプールでも少ない出場時間で全力を出し切る姿勢を見せていますし、周りのお手本になってくれる。ワールドカップのメンバーは、誰もがヨーロッパのクラブでスタメンを張るような選手です。みんなスタメンで出たいはず。そういう選手たちも遠藤選手ならまとめてくれる。1つの方向にチームを向かわせてくれる存在です」

    ●守田英正は選外に?

    「チャンピオンズリーグ・ベスト8に進出したスポルティングCPでポジションを掴み、強豪ベンフィカ戦でも素晴らしいヘディングを決めました。パフォーマンスや戦術理解度は相当高い。ただ、森保さんの中で“何かが違う”ので、3月のイギリス遠征も選ばれなかった。チーム全体のバランスを見て、プレーだけでなくオフ・ザ・ピッチの部分や選手同士の相性を考えた時に、もしかしたら違ったのかもしれないですね。直近の数試合でメンバー外になっているのを考慮すると、ここから選ばれるのは難しいかもしれません」

  • kubo doan(C)Getty Images

    激しいウイングバック&シャドー争い

    ▽ウイングバック/シャドー

    堂安律(フランクフルト)

    伊東純也(ゲンク)

    三笘薫(ブライトン)

    中村敬斗(スタッド・ランス)

    前田大然(セルティック)

    鈴木唯人(フライブルク)

    久保建英(レアル・ソシエダ)

    ▽三笘薫

    「ケガした時期もありましたが、能力は間違いない。プレミアリーグでも、出た試合では一番の脅威になっています。彼が左にいるだけで対戦国の注意を集める効果も期待できますよ」

    ▽中村敬斗

    「イングランド戦でも結果を出しました。フランスの2部リーグでやっていますが、しっかり数字は残しているし、ウイングバックもシャドーも両方できる。一番の魅力は決定力。得点に直接絡むことができます」

    ▽久保建英

    「ケガから復帰して、コパ・デル・レイ優勝も経験しました。日本代表には欠かせない存在。タレント性もあって、ラ・リーガでの実績もある。最初に名前を出すべき選手でした(笑)」

    ●南野拓実は間に合わない?

    「10代の頃から彼を知っているので個人的にすごく応援していますし、彼のキャラクターや実績から、ケガさえしていなければ間違いなく選ばれているはずです。カタールW杯では、クロアチア戦のPK戦でファーストキッカーを務め、外してしまった。彼自身もこの悔しい思いを北中米大会にぶつけたいと話していましたが……。順調にリハビリが進んでいけば、ノックアウトステージからピッチに立てるとも聞いています。僕個人としては、26人目に選ばれてほしい。彼のこれまでを考えると、誰も文句は言わないはずです」

  • ayase ueda(C)Getty Images

    不動の1トップ

    ▽1トップ

    上田綺世(フェイエノールト)

    小川航基(NECナイメヘン)

    後藤啓介(シント=トロイデン)

    ▽上田綺世

    「彼がいないと攻撃力は大幅に低下します。ポストプレーも得点力も世界トップレベルですよ。その証拠にエールディヴィジでぶっちぎりの得点ランキングトップ。全員が納得するはずです」

    ▽後藤啓介

    「難しいなあ……僕は塩貝健人選手を選びたいところですけど、ターゲットになるストライカーが2枚だけになると、片方がケガをしてしまったら大問題です。それを考えると、後藤啓介選手ですね。ポストプレーもシンプルで正確で、ターゲットになれて、“The ストライカー”なメンタリティを持っています。ビッグマウス的な発言をして、それを自らクリアしていく。最後の1枠は彼ですかね」

  • japan squad(C)GOAL

    オランダ代表戦のスタメンは?

    「谷口彰悟選手は、前回大会も素晴らしかったですし、ワールドカップになると“やってくれる”男です。歴史に残るようなシーズンを送るシント=トロイデンのキャプテン。大ケガから復帰後のプレーも素晴らしい。彼がいると安心感が出ますね」

    「3バックの両脇はコンディション次第のところもありますが、左は伊藤洋輝選手。左利きでビルドアップ能力が高く、対人も強い。相手からすると、ビッグクラブでプレーする選手がいるのはプレッシャーになります。右は難しいですが……渡辺剛選手と予想します。オランダをよくわかっている。おそらくオランダは、コーディ・ガクポが左ウイングで先発すると思いますが、そこに対人の強い選手をぶつけたい。右ウイングバックに入るであろう堂安律選手と2人で連携しながら、彼をシャットダウンできると思いますよ」

    「オランダはグループでは一番の強豪で、開幕戦はワールドカップで一番重要な試合になります。とにかく勝利が大事です。現状はこのメンバーがベストかなと。入れ替わるとすれば板倉選手や冨安選手でしょうが……今はこのメンバーだと思いますね」

  • yasuda japan(C)GOAL

    日本代表はどこまでいけるのか?

    ●「日本代表は歴史を紡いでいくもの」と話していたが、その役割を担うのは?

    「藤田譲瑠チマ選手です。パリ五輪のキャプテンですよ。時を重ねるごとに成長していますし、4年後のワールドカップは彼にキャプテンをしてほしい。その頃には、彼自身が話す目標であるプレミアリーグでプレーしてほしいですね」

    ●日本代表はどこまで勝ち上がれる?

    「選手もみんなが公言している通り、優勝を狙ってほしい。できるメンバーだと思っていますし、対戦相手も嫌がるチームになっています。結果としては優勝を期待したい」

    「それと同時に、自分たちのサッカーをして世界の強豪国と戦ってもらいたい。今までは対戦国に合わせたフォーメーションだったり、守備から入って守って守って1点取って勝つような試合が多かったですが、ここからは自分たちの形で世界と戦えるようにならないと、上まで行けないと思う。堂々と、自信を持って、戦っている姿を見たいと思います」