2026年ワールドカップの出場枠は？各大陸ごとの出場枠数は？

2026年FIFAワールドカップは、史上最多となる48カ国が本戦に出場する。1998年大会から32カ国が本戦に出場していたが、前回の2022年大会よりも16カ国出場国数が増加した。ワールドカップ本戦出場国数の増加は28年ぶりとなる。

大会のホストを務めるカナダ、メキシコ、アメリカの3カ国には開催国枠として本戦出場権が与えられており、残り45枠を各大陸予選、大陸間プレーオフによって争われる。

なお、2026年3月の大陸間プレーオフを経て、本戦に出場する48カ国が出揃う予定だ。

大陸別出場枠数は以下の通り。

■大陸別出場枠

出場枠：8+1

ワールドカップ2026アジア予選には、46カ国が出場。

• 1次予選（20→10）：AFCランキング下位20カ国が出場して2レグ制の対戦に勝利した10カ国が2次予選に進出
• 2次予選（36→18）：1次予選を勝ち上がった10カ国とランキング上位26カ国の計36カ国が9グループに分かれ、各グループ上位2カ国の計18カ国が3次予選に進出
• 3次（最終）予選（18→6+6）：2次予選を勝ち上がった18カ国が3グループに分かれ、各グループ上位2カ国の計6カ国がワールドカップ本戦出場
• 4次予選（6→2+2）：3次予選各グループ3-4位の6カ国が2グループに分かれ、各グループ1位の計2カ国がワールドカップ本戦出場
• 5次予選（2→1）：4次予選各グループ2位の2カ国がホーム＆アウェーで対戦し、勝者が大陸間プレーオフへ

出場枠：9+1

ワールドカップ2026アフリカ予選には、53カ国が出場（エリトリアは棄権）。

• 1次予選（53→9+4）：予選出場53カ国が9グループに分かれ、各グループ1位の9カ国がワールドカップ本戦出場
• 2次予選（4→1）：1次予選の各グループ2位の上位4カ国が2次予選に出場し、上位1カ国が大陸間プレーオフへ

出場枠：3+2

ワールドカップ2026北中米カリブ海予選には、開催国枠を獲得したカナダ、メキシコ、アメリカを除く32カ国が出場。

• 1次予選（4→2）：CONCACAFランキング下位4カ国が出場して2レグ制の対戦に勝利した2カ国が2次予選に進出
• 2次予選（30→12）：1次予選を勝ち上がった2カ国とランキング上位28カ国の計30カ国が6グループに分かれ、各グループ上位2カ国の計12カ国が3次予選に進出
• 3次予選（12→3+2）：2次予選を勝ち上がった12カ国が3グループに分かれ、各グループ1位の計3カ国がワールドカップ本戦出場。各グループ2位の上位2カ国が大陸間プレーオフへ

出場枠：6+1

ワールドカップ2026南米海予選には、10カ国が出場。

• 予選（10→6+1）：予選出場10カ国が1つのリーグに入り、ホーム＆アウェーで総当たりを行い、上位6カ国がワールドカップ本戦出場。7位が大陸間プレーオフへ

出場枠：1+1

ワールドカップ2026オセアニア予選には、11カ国が出場。

• 1次予選（4→1）：OFCランキング下位4カ国が出場し、上位1カ国が2次予選に進出
• 2次予選（8→4）：1次予選を勝ち上がった1カ国とランキング上位7カ国の計8カ国が2グループに分かれ、各グループ上位2カ国が3次予選に進出
• 3次予選（4→1+1）：2次予選を勝ち上がった4カ国がトーナメントを行い、優勝国がワールドカップ本戦出場。2位が大陸間プレーオフへ

出場枠：16

ワールドカップ2026ヨーロッパ予選には、54カ国が出場。

• グループステージ（54→12）：予選出場54カ国が12グループに分かれ、各グループ1位の計12カ国がワールドカップ本戦出場
• プレーオフ（16→4）：各グループ2位の計12カ国、各グループ3位以下でUEFAネーションズのグループ勝者上位4カ国の計16カ国が4トーナメントに分かれ、各トーナメントの勝者がワールドカップ本戦出場

出場枠：2

ワールドカップ2026大陸間プレーオフには、各大陸予選を突破した6カ国が出場。

• マッチ1（4→2）：AFC、CAF、CONMEBOL、OFCから各1カ国、CONCACAFから2カ国の計6カ国が出場してFIFAランキング下位4カ国が対戦し、勝者がマッチ2に進出
• マッチ2（4→2）：マッチ1勝者の2カ国とランキング上位2カ国が対戦し、勝者がワールドカップ本戦出場

• 2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選) 試合日程・結果・順位表・組み合わせ
• 2026年ワールドカップ(W杯)南米予選 試合日程・放送予定・結果・順位表・出場権情報
• 2026年ワールドカップ アジア予選の出場枠・突破条件・レギュレーションは？