アントワーヌ・グリーズマンは、またも重要な決断を迫られている。今回は不適切なドキュメンタリーで大々的に発表されることも、1年以内に愚かな方針転換することもなさそうだが……。
最近の報道によると、グリーズマンは自身の言葉に忠実であり続けるつもりのようだ。すなわち、アトレティコ・マドリーが彼の「ヨーロッパでの最後のクラブ」となるだろう。今の問題は、彼の退団が今年の夏なのか、それとも来年夏なのかということ。そして、アメリカを愛する彼がMLSのどのチームに加わるのかということだけである。
しかし、3月に34歳になるグリーズマンの退団は今季終了後の可能性が高いと指摘されている。つまり、8日のマドリー・ダービーは彼にとって最後となる可能性も高いということだ(チャンピオンズリーグで再戦する可能性はあるが)。そして、両チームの差はわずか「1」。否が応でも注目されるだろう。アトレティコが勝利すればバルセロナも絡んだ3チームによる優勝争いで主導権を握るだけでなく、グリーズマンの感動的な復活劇を最高の形で締めくくる最大のチャンスを手にすることになるはずだ。





