Getty Imagesアーセナルは28日、プレミアリーグ第6節でニューカッスルと対戦。34分に先制点を許す苦しい展開になったが、84分にミケル・メリーノ、後半アディショナルタイムにガブリエルがゴールを決めて2-1で逆転勝利を飾った。
今節には、首位リヴァプールが今季初黒星を喫していた。そのため、アーセナルとの差は「2」まで縮まっている。
そしてギャリー・ネヴィル氏は、『スカイスポーツ』のポッドキャストで持論を展開した。
Getty Images Sport『スカイスポーツ』の司会者が「アーセナルファンはまだセント・ジェームズ・パークで歓喜に沸いている」と話すと、ネヴィル氏は「当然祝うべきだよ! 最後の決勝ゴールほど素晴らしいものはないからね」とし、以下のように続けた。
「試合終了後のアーセナル選手たちの喜びとサポーターの姿は、まさにビッグモーメントだね。最初のゴールが決まった瞬間に何かが起きる予感がした。この1週間、アーセナルには重大な疑問が投げかけられていた。そして今日、彼(ミケル・アルテタ)は変わった。彼は『何も変えていない』と控えめに言うだろうが、選手起用はより積極的だったよ。交代策も、彼ができるすべてを尽くしている。ピッチを去る前にすべての武器を使い切ったと確信すべき。手持ちの戦力をすべて使い切ったと確信すべきだ。成し遂げたことは素晴らしいよ」
「だから1-1で終わっても、このままアーセナルを称えていただろう。『可能な限りすべてを尽くした』と。監督の判断は正しかった。適切な交代も行い、終盤の決勝点は彼らの意思があったからだ。監督の発言ではなく、行動を見るべきだよ」
「優勝を狙うなら、リーグ制覇を願うなら、優勝できると信じるなら、全試合に勝つべきと確信するなら、その意思を選手起用や交代策で示すべきなんだ」
また、ネヴィル氏は「彼らは素晴らしい戦力を手にしている。リーグ最高の戦力をね。おそらく、リーグ最強のチームの1つだろう。リヴァプールもね。私の見解では、このリーグを制覇できるのはこの2チームだけ。リヴァプールかアーセナルだ。他のチームには無理だろう。で、あれば、優勝を狙うべきだ。その立場にいるなら、そう考えるべきなんだよ」と話し、さらに続けた。
「今朝の移動中に考えた。『アルテタには優勝のプレッシャーはかかっていないのか? 上層部は2位でも十分だ、と言っているんじゃないか?』とね。賞金の差はわずかだし、チャンピオンズリーグにも出場でき、安定してスタジアムも満員になる」
「だが、彼らはアーセナルFCなんだ。タイトルを勝ち取らなければならない。私はこの点については断固として主張したい。選手として毎年アーセナルと戦った経験もあるからね。彼らはレベルを上げる必要がある。そして今日、そのレベルに達したね」
Getty Images Sportアーセナルは1日にチャンピオンズリーグでオリンピアコスと対戦した後、4日にはウェストハムと対戦。一方のリヴァプールは、30日にガラタサライと対戦した後、4日にチェルシーと対戦する。
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