2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝、トッテナムvsリヴァプールが6月1日に開催される。『Goal』では決戦を前に、スタメンが予想される両チームの選手の今季パフォーマンスを10段階で評価。3回にわたってポジション別に比較する。第1回目はGK・DF編。【CL決勝:選手採点対決~MF編~】選手層こそ劣るも…明確な武器を持つモンスターと天才がスパーズを牽引
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2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝、トッテナムvsリヴァプールが6月1日に開催される。『Goal』では決戦を前に、スタメンが予想される両チームの選手の今季パフォーマンスを10段階で評価。3回にわたってポジション別に比較する。第1回目はGK・DF編。【CL決勝:選手採点対決~MF編~】選手層こそ劣るも…明確な武器を持つモンスターと天才がスパーズを牽引
(C)Getty Imagesウーゴ・ロリス(トッテナム)…今季の評価【7】
世界屈指のレスポンスを誇るロリスの最大の特長はシュートストップ。今シーズンもいくつものビッグセーブを見せた一方、近年では特にビッグマッチでのミスも目立つ。3月31日に行われたリヴァプール戦でモハメド・サラーのヘディングをキャッチし損なうと、元トッテナムのジャーメイン・ジェナス氏は「今こそ決断の時」と、マウリシオ・ポチェッティーノに守護神交代を求めた。それでも、ノリに乗った時のパフォーマンスは驚異的。今回の決勝では無論、後者の面を見せることが期待される。
アリソン(リヴァプール)…今季の評価【9】
今シーズン、ローマから7500万ユーロという当時のGK歴代最高額でリヴァプール入りしたセレソンの守護神・アリソン。プレミアリーグ第4節のレスター・シティ戦で痛恨のミスを犯すなど、やや難しい序盤戦を過ごしたが、そこからすぐに適応する。プレミアリーグでは最少失点を誇った堅守を最後の砦として支え、PFA年間ベストイレブンにも選出。的確なシュートストップだけでなく、空中戦、判断力、守備範囲の広さなど、GKに必要なあらゆる能力を高水準で備える。満点に近い評価を与えて良いだろう。
(C)Getty Imagesキーラン・トリッピアー(トッテナム)…今季の評価【6】
昨シーズンに素晴らしいパフォーマンスを見せてカイル・ウォーカーを移籍に追いやったトリッピアーだが、今シーズンはやや失速した。最大の特長であるクロスとキック精度の面でも、アレクサンダー=アーノルドの輝きを前に、“プレミアリーグ最高のクロッサー”の座を譲ってしまった印象。期待値を下回るシーズンだったと言える。
トレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール)…今季の評価【9】
プロデビューから3シーズン目。20歳の若者は今季大きく飛躍した。プレミアリーグでは29試合に出場し、12アシストとDF登録の選手としての最多アシスト記録を更新。PFA年間ベストイレブンにも選出されている。CL準決勝セカンドレグ・バルセロナ戦(4-0)では2アシストで奇跡の大逆転勝利に貢献し、同大会10試合で4アシストを記録。その正確無比なキックで相手に脅威を与え続けた。
(C)Getty Imagesトビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム)…今季の評価【8】
キャリア全盛を迎える30歳のベルギー代表センターバックは、不動の主力としてシーズンフル稼働。空中戦、対人プレー、カバーリング、ビルドアップ能力と現代のセンターバックに必要なあらゆる能力が高水準で備え、その力を存分に発揮した。今シーズンのトッテナムの最終ラインで最も頼れる存在だったことは間違いない。
ジョエル・マティプ(リヴァプール)…今季の評価【7】
リヴァプール3シーズン目を迎えた27歳だが、前半戦はジョー・ゴメスの躍進やケガなどもあり、ベンチが定位置だった。それでも2019年からは確実にレギュラーの座をつかみ取り、相棒ファン・ダイクとともにリーグ最少失点のチームを支えている。CLバルセロナ戦ではボックス内でリオネル・メッシを止めたタックルなど最高のパフォーマンスを披露。その体躯を活かしたタックルや空中戦の強さに加え、得意の縦パスで攻撃の起点にもなった。
(C)Getty Imagesヤン・フェルトンゲン(トッテナム)…今季の評価【6】
トッテナムでの7シーズンを迎えたフェルトンゲンだが、今シーズンはハムストリングの負傷にも苦しめられ、リーグ戦の出場は22試合となった。CLでは9試合に出場して決勝進出に貢献。左ウイングバックとして出場したラウンド16のボルシア・ドルトムント戦では1ゴール1アシストを記録する躍動ぶりだった。
ヴィルヒル・ファン・ダイク(リヴァプール)…今季の評価【10】
リヴァプール加入後初のフルシーズンとなったが、その圧倒的な存在感でチームの大黒柱に。プレミアリーグでは全試合にフル出場し、年間最優秀選手賞を獲得。CLでも累積警告で出場停止となった1試合をのぞき、すべての試合に先発した。彼なしでは今季のリヴァプールは語れないだろう。鋭い読み、空中戦の強さ、的確な判断、高精度のフィード、キャプテンシー……。現役最高のセンターバックと言っても過言ではない。
(C)Getty Imagesダニー・ローズ(トッテナム)…今季の評価【6】
シーズン序盤は負傷で苦しみ、中盤戦以降は試合を消化するごとに徐々にコンディションを上げた。好不調の波が激しく、時折みせてしまう緩慢な守備は相変わらず課題。だが、勢いに乗った時の攻撃時は、手が付けられないほどの推進力を発揮する。決勝までに間隔が空いているだけに、ベストコンディションのローズに期待したいところだ。
アンドリュー・ロバートソン(リヴァプール)…今季の評価【9】
わずか5年前には母国スコットランドの下部リーグに所属していたロバートソンだが、いまやプレミアリーグ最高の左サイドバックとしての地位を確立し、代表キャプテンにまで上りつめた。インテンシティの高い鉄壁の守備だけでなく、その攻撃性能を活かして積み重ねたアシスト数は「13」。まだ25歳と伸びしろもある。アレクサンダー=アーノルドと共に、リヴァプールのサイドバックは今後数年間にわたって安泰と言えるだろう。
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【CL決勝:選手採点対決~MF編~】選手層こそ劣るも…明確な武器を持つモンスターと天才がスパーズを牽引
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
