2019_5_25_tottenham_liverpool(C)Getty Images

【CL決勝:選手採点対決~FW編~】ソン&ルーカス好調も…リヴァプールが誇る史上屈指の“トリデンテ”

2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝、トッテナムvsリヴァプールが6月1日に開催される。『Goal』では決戦を前に、スタメンが予想される両チームの選手の今季パフォーマンスを10段階で評価。3回にわたってポジション別に比較する。第3回目はFW編。

【CL決勝:選手採点対決~GK・DF編~】リヴァプールが圧倒…攻守兼備の両SBと驚異の怪物CB

【CL決勝:選手採点対決~MF編~】選手層こそ劣るも…明確な武器を持つモンスターと天才がスパーズを牽引

▶UEFAチャンピオンズリーグ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

  • 2019_5_25_son_mane(C)Getty Images

    FW:ソン・フンミン 9-10 〇 サディオ・マネ

    ソン・フンミン(トッテナム)…今季の評価【9】

    今季公式戦47試合に出場して20ゴール10アシストという素晴らしい成績を残したソン・フンミン。CLの舞台でも、準々決勝マンチェスター・シティ戦の両レグで計3ゴールを決める活躍ぶりを披露した。CLでの通算12得点は、ディナモ・キエフでプレーしたマクシム・シャツキフの記録を上回るアジア人最多記録。カウンター時のスピードあるドリブルでの仕掛けはスパーズの大きな武器であり、今季に限ればケイン以上の存在感だった。

    サディオ・マネ(リヴァプール)…今季の評価【10】

    公式戦49試合出場26得点という数字も見事だが、高く評価されるのはその献身性。主に左ウイングとしてプレーしながらも、決して守備を怠ることはない。前線からの鋭いプレッシングはもちろんのこと、プレスバックでもチームに貢献。最終ライン近くまで戻って守備をしたかと思えば、すぐにゴール前の危険なエリアに顔を出し、ネットを揺らしてみせる。今季のマネは相手にとって、サラー以上に厄介な存在となっていた。

  • 広告
  • 2019_5_25_lucus_salah(C)Getty Images

    FW:ルーカス・モウラ 8-9 〇 モハメド・サラー

    ルーカス・モウラ(トッテナム)…今季の評価【8】

    今季のルーカス・モウラのハイライトは、何といっても準決勝セカンドレグのアヤックス戦だ。圧巻の3発でチームを決勝に導いてみせた男は、ケインの離脱もあって2列目での出場機会を増やすと、そのチャンスをしっかりと活かしてリーグ戦で10得点をマーク。CLでも11試合に出場して5ゴールを記録し、加入2シーズン目でそのポテンシャルを発揮した。

    モハメド・サラー(リヴァプール)…今季の評価【9】

    リーグ戦32得点を挙げた昨シーズンほどのインパクトはなかったものの、それでも公式戦51試合26得点13アシストは見事である。相手が徹底対策してくることで独力でゴールを陥れる場面は減ったが、その決定力はさすが。リヴァプールは今シーズン、サラーがゴールを挙げた試合で全て勝利を手にしている。この男が輝いた時のリヴァプールは強い。昨季決勝では無念の負傷交代となっており、自身のゴールにより記録を継続することで今季を完結させたい。

  • 2019_5_25_kane_firmino(C)Getty Images

    FW:ケイン 8-9 〇 ロベルト・フィルミーノ

    ハリー・ケイン(トッテナム)…今季の評価【8】

    今季は前半から快調にゴールを量産し、リーグ戦では第21節までに14得点を記録。しかし、年明け以降は2度の負傷に見舞われ、5年連続のリーグ20得点以上とはならなかった。ケイン離脱により代わりの選手が奮闘し、トッテナムのチーム力が底上げされた面はあるものの、やはり大一番では彼の決定力が必要になるはず。4月9日以降は出場機会がないが、CL決勝での復帰に向けてポチェッティーノも「彼は決勝のピッチ上で助けてくれるはずだ。楽観的だよ」と期待を込めてエースを待つ。

    ロベルト・フィルミーノ(リヴァプール)…今季の評価【9】

    公式戦47試合で16得点と、数字上では今季113得点を挙げるチームのストライカーとして特筆すべきものではないかもしれない。だが、フィルミーノの価値は数字だけでは測れない。前線に張るだけでなく、要所でポジションを下げながらビルドアップに参加。さらに、相手センターバックを釣りながらその作業をこなしており、サラーやマネらの得点力を陰ながら支えている。リヴァプールの爆発的な攻撃力は、彼の存在があってこそだ。

  • 2019_5_25_tottenham_liverpool(C)Getty Images

    FW編の採点結果:トッテナム 25-28リヴァプール

    トッテナムも前線と2列目に素晴らしいタレントを備えるが、リヴァプールの“トリデンテ”は、フットボール史上で見ても屈指の破壊力。今季ここまでの得点数が示す通り、攻撃力ではリヴァプールに軍配が上がる。それでも、絶好調のルーカス・モウラとソン・フンミン、ケインの決定力は抜群で、長身FWフェルナンド・ジョレンテという奥の手もある。バルセロナ戦でヒーローとなったディボック・オリギを含め、アタッカー陣は両者共に決め手を持つ選手が揃っている。両指揮官の交代策も試合の行方を左右するはずだ。

    ▶UEFAチャンピオンズリーグ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

    【CL決勝:選手採点対決~GK・DF編~】リヴァプールが圧倒…攻守兼備の両SBと驚異の怪物CB

    【CL決勝:選手採点対決~MF編~】選手層こそ劣るも…明確な武器を持つモンスターと天才がスパーズを牽引

    【関連記事】
    DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
    DAZNが「テレビで見れない」は嘘!6つの視聴方法とは?
    DAZNの2019年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃料金体系→こちらへ ※
    【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説 ※
    【最新】Jリーグの試合日程・放送予定一覧/2019シーズン
    Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
    「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

    Goal-live-scores
0