試合開始直後は互角の攻防だったが、ブラジルは前半中盤に驚異的な2得点の連発で実力を示し主導権を握った。
セレソンは巧みな連携から右サイドバックのエンリケがアウトサイドキックでゴールを決めた。そして6分後、ルーカス・パケタがディフェンスの頭上を見事なパスで越え、アーセナルのマルティネッリが流れ込んでボールをゴール右隅に叩き込んだ。
しかし、後半、サムライブルーが本気の意気込みで臨み、ブラジルを不意打ちしたことで、試合は一転。 南野拓実がセンターバックのファブリシオ・ブルーノのひどいミスを突いてトップコーナーにシュートを決め、1点差に追い上げた。そして、60分を過ぎたところで、ブルーノが中村敬斗のゴールに向かうボレーを止められず、そのボールを自陣のゴールネットにそらしてしまい、同点に追いついた。
日本が驚異的な逆転劇を完結させたのは残り20分。上田綺世のヘディングはバーに弾かれたが、続くコーナーキックで再び空中戦を制しゴールを叩き込んだ。ただし、GKウーゴ・ソウザが防ぐべきだったのは確かだ。ブラジルは反撃の糸口をつかめず、日本代表が東京で歴史的な勝利を収めた。
GOALでは、ブラジルの選手たちを採点する。
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