FIFAクラブワールドカップ2025が2025年6月15日にアメリカで開幕する。日本からは浦和レッズが参戦し、ヨーロッパからはレアル・マドリーやマンチェスター・シティ、さらにリオネル・メッシが所属するインテル・マイアミなど、世界中の32クラブがクラブ世界一の称号を奪い合う。
本記事では、FIFAクラブW杯のルール・レギュレーションについて紹介する。
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無料で視聴FIFAクラブワールドカップ2025が2025年6月15日にアメリカで開幕する。日本からは浦和レッズが参戦し、ヨーロッパからはレアル・マドリーやマンチェスター・シティ、さらにリオネル・メッシが所属するインテル・マイアミなど、世界中の32クラブがクラブ世界一の称号を奪い合う。
本記事では、FIFAクラブW杯のルール・レギュレーションについて紹介する。
AFPFIFAクラブワールドカップ(FIFA Club World Cup)は、その年の各大陸王者が集い、“世界最強クラブ”の座をかけて争う国際大会だ。1990年代後半から構想され、2000年に初開催。以降、欧州王者と南米王者を中心に激戦が繰り広げられてきた。 これまでの大会は主に12月に開催され、6〜7チームによるトーナメント形式が基本。UEFAチャンピオンズリーグ王者が登場する準決勝以降が注目され、事実上「欧州代表が優勝する大会」との見方も強かった。
だが2025年から、このクラブW杯が大きく様変わりする。開催時期は夏(6〜7月)に移行し、参加クラブ数はなんと32。形式もW杯本大会さながらのグループステージ+ノックアウト方式へと変更された。FIFAが目指すのは、代表大会と並ぶ“クラブ世界一決定戦”としての地位の確立だ。
Getty/GOAL2024年まで開催されていた旧クラブワールドカップは、わずか7クラブによって争われる、いわば“選ばれし者たちのトーナメント”だった。FIFA主催の世界大会ではあるが、実質的には欧州と南米の王者が主役を務める舞台であり、その他の大陸王者にとっては“挑戦の場”という位置づけが強かった。
出場枠は以下の通り:
大会は1回戦→準決勝→決勝というシンプルなノックアウト方式で構成されており、初戦から登場するクラブもあれば、欧州や南米の王者のように準決勝から出場するケースもあった。この「シード制」が象徴するように、実力や人気、商業的価値に応じた“序列”があらかじめ設計されていた。
大会日程は平均して10日〜12日程度。基本的には12月に開催され、欧州のリーグ戦やチャンピオンズリーグの合間に組み込まれる形でスケジューリングされていたため、選手やクラブにとってはコンディション管理が難しいイベントだった。とりわけ冬場に入る欧州クラブにとっては、クラブW杯は“中断期間のイベント”に近い扱いでもあった。
さらに、大会の注目度には地域差があり、欧州・南米以外のファンにはやや馴染みの薄い大会でもあった。テレビ中継・マーケティング面でも課題が多く、FIFAにとっても「世界中を熱狂させる大会」に育て切れなかったというのが実情。とはいえ、レアル・マドリーやバルセロナ、リヴァプール、バイエルン・ミュンヘンといった名門が頂点に立ったことで、「世界王者を名乗るための称号」として一定の価値を保ち続けたことも事実。だがこのフォーマットには限界があった。そこでFIFAは次なる進化として、2025年からの大改革に踏み切ることとなった。

2025年、FIFAクラブワールドカップはFIFAの歴史の中でも最大級の改革を迎える。これまでの「7クラブ・短期決戦」の枠組みを捨て去り、代表W杯に匹敵する規模へと進化。大会名も「FIFA Club World Cup 2025」に統一され、真の“世界王者決定戦”を目指す新時代の扉が開かれる。
まず特筆すべきは出場クラブ数の大幅な拡大だ。2024年までの7クラブから一気に32クラブへと枠を広げ、6月15日〜7月13日にかけてアメリカで開催される。FIFAはこの改革について「クラブレベルにおける真の世界大会」と位置づけており、今後は4年ごとの開催が予定されている。
出場枠の内訳は以下の通り:
AFP出場クラブは、2021年から2024年にかけての各大陸大会の実績に基づいて選出される。たとえばUEFAの場合、2021〜2024年のCL王者(チェルシー、レアル・マドリー、マンチェスター・シティなど)は自動的に出場権を獲得。さらに、過去4年間の成績によって上位クラブが加算され、最大12クラブが参加可能となる。
ただし、1つの協会から出場できるクラブは最大2クラブまでという原則も存在するが、CL優勝クラブはこの制限の例外とされる。これにより、欧州4年間で3回CLを制したレアル・マドリードなどが複数回出場権を獲得しても、順位繰り上げで別クラブが選ばれる仕組みがとられている。
Getty/GOAL大会形式は以下の通り:
グループステージでは、勝ち点(勝3・引き分け1・負0)で順位が決定され、同点の場合は得失点差・総得点・直接対決の成績などが考慮される。トーナメント以降はすべて1試合制の決着方式となり、同点時は延長戦・PK戦で勝敗を決する。
また、FIFAは本大会における「選手の健康と休養の確保」も重視。移動距離や連戦負担の最小化を目的に、地域ごとに集中開催都市を設ける計画も進行中とされている。このように、2025年のクラブW杯は規模・制度・日程すべてにおいて“別物”となる。単なる国際親善大会の枠を超え、各地域の王者が真剣に“世界一”を争う舞台へ。欧州のクラブにとっても、もはや“消化試合”では済まされない。歴史的意義と名誉、そして巨額の賞金を懸けた、世界最高峰のクラブ競演が始まろうとしている。
さらに、大会収益はFIFAが各出場クラブへ分配する形で補償される予定で、欧州CL並み、あるいはそれ以上の賞金が提示される見通し。商業的価値の向上も、今回のフォーマット刷新の大きな狙いの一つだ。
DAZNFIFAクラブワールドカップ2025は、『DAZN』が全63試合を日本語実況・解説付きで無料独占ライブ配信する。
このため、日テレやABEMA、U-NEXTといった他中継局では放送されないので注意が必要だ。
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