前レアル・マドリー監督のジネディーヌ・ジダン氏が、2021年のバロンドールはFWカリム・ベンゼマが受賞に値するとの見解を示した。
FWクリスティアーノ・ロナウドのレアル・マドリー退団後、ゲームメイクの能力はそのままに得点能力も開花させ、世界最高の9.5番と称されることもあるベンゼマ。フランス『テレフット』とのインタビューに応じたジダン氏は、そんなベンゼマが自身も1998年に受賞したバロンドールにふさわしいことを強調している。
「ベンゼマはバロンドールに値する。とてつもない選手だし、彼を指導できたことはとても誇らしい」
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「彼はピッチ上ですべきことをすべて分かっている。彼は一歩上にいる存在だし、今回のバロンドールで報われることを願っている」
その一方でアーセン・ヴェンゲル氏もベンゼマについてコメント。最近のベンゼマの存在感が他を凌駕していると語りながら、獲得タイトルがUEFAネーションズリーグだけであることを危惧位している。
「今季、アンタッチャブルな選手は存在しない。個人としての成果ではベンゼマがより高いレベルにある。しかし不明瞭なのは、獲得トロフィーが決定的な役割を果たすのかどうかだ」
