Kenyu-Sugimoto(C)Getty Images

待望の今季初ゴール!横浜FM、杉本健勇が値千金のボレー弾に「魂っすね(笑)」と歓喜。"CB起用疑惑"にも言及「確かに俺も…」

横浜F・マリノスFW杉本健勇が、試合を終えてのインタビューに応じた。

明治安田生命J1リーグは21日に第30節が開催され、横浜FMと北海道コンサドーレ札幌が対戦した。

首位ヴィッセル神戸を勝ち点4差で追う2位横浜FM。CBにケガ人が続出し、本職が實藤のみという厳しい台所事情の中で圧倒的な攻撃力が売りの札幌をホームに迎えている。

試合は宮市亮が前半に先制点。後半終盤には交代で投入された杉本健勇が値千金の今季初ゴールを決める。さらに、アディショナルタイム2点を追加した横浜FMが札幌を4-1で撃破。1位神戸との勝ち点差「4」を維持している。

試合後、今季初得点を決めた杉本がインタビューに応じた。リーグ戦では7月15日の川崎フロンターレ戦以来の出場に。久々の出場には「ファン・サポーターのみんなが自分のユニフォームや横断幕を掲げてくれていた」ことが原動力になっていたと言及。リードを得た状況での投入だったが、「守るというよりは追加点を奪っていく意識でした」と明かした。

その意識通りに奪った得点。杉本が決めたボレーシュートは、右サイドからのクロスをアウトサイドで上手く合わせた形だった。「狙いとはあまり違いましたが…魂っすね(笑)」と話し、ゴールシーンを振り返っている。

「思いっきり叩いてやろうと思っていました。ただ、ちょっと若干マイナスになっていたのかな。まだ見返せていないので分からないんですけど、何とかふかさないように意識していました」

報道陣が途中投入についてCBの起用も予感させたと伝えると「確かに…俺も思いましたよ(笑)」と笑みを浮かべる場面も。「俺もサネ(實藤)と交代ってなったから『え!?俺…まさか…』と。練習でもやってなかったので。でも、違いましたね(笑)」と続けた。

残り4試合。優勝を争う現状に「神戸どうこうというよりは、自分たちがやらないといけない」と気を吐いた杉本。待望となった今季初ゴールの勢いそのまま、良い形でシーズンを終えたいところだ。

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