Kyoto(C)Getty Images

4戦勝ち無し。サポーターからはブーイング…京都、曺貴裁監督「今がサンガとして試されている時間」

明治安田生命J1リーグは7日に第12節が開催され、横浜F・マリノスと京都サンガF.C.が対戦した。

前節・鳥栖戦では逆転勝利を収め、2位に浮上した横浜FM。直近5戦無敗。今節の結果次第では首位に浮上するチャンスがある中、4試合ぶりの勝利を狙う京都をホームに迎える。第2節・浦和戦以来の連勝を勝ち取れるか。

試合はヤン・マテウスが3得点に絡む大活躍で、4-1に。横浜FMが11試合ぶりとなる今季2度目の連勝を飾った。

試合後、京都の曺貴裁監督が記者会見に出席。「マリノスさんに対して真っ向から向かっていこうという意識でした。結果としては大敗に終わりましたが、失点した場面は、あの状況を起こしてしまうと、すぐ失点に繋がるようなところだったと思います 」と試合を振り返った。

試合後のサポーターへの挨拶では、拍手とブーイングが入り乱れ、曺監督や選手が熱くなる場面も。同場面を振り返りながら、現状の立ち位置と課題について話している。

「カウンターから失点してしまうところだったりをサポーターの皆さんに言及して頂いたと思っているのですが、技術の物足りなさ、判断の物足りなさはこのリーグで長くプレーしない限り、身についてこないこものだと思います」

「そこに至るまでに起きてしまう事象っていう部分は自分の指導不足。現状を見た中で、何がいいのかというのを考えていかなきゃいけないです」

「1年ちょっとJ1でやってますけど、 だからと言って、今の現状が仕方ないとは思ってなくて。こういう厳しい経験を選手たちが積んで、 どう突き抜けていっていくかっていう現状は、京都サンガとして試されている時間だと思います」

また、現時点での京都のチームとしての成長については「昨年ニッパツスタジアムで、0-2で負けたマリノスのさんの試合は、本当に大人対子供みたいな試合で。当時、何もやらせてもらえなかったことに比べると、 進歩は見えてきていると思います。ただ、その進歩に甘んじてるわけにはいかないので。今の結果に向き合って、次に向かなきゃいけません」と評価。その上での向上へ意欲を見せている。

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