スペインの一般紙『ABC』が、レアル・マドリー所属で、現在はレンタルによってマジョルカでプレーするMF久保建英の現状および市場価値をレポートしている。
『ABC』は有料記事内で、久保の幼少の頃から現在までの道程を詳細にレポート。「彼は普通の日本人ではない。子供の頃から違っていた。寿司が嫌いな特別な日本人で、東洋より西洋のメンタリティーを持っている」などと記載している。
そして、そんな久保を獲得したレアル・マドリーは、現在19歳の日本人選手をMFマルティン・ウーデゴールのように他クラブにレンタル移籍させて、一流の高みまで磨き上げる方針であるとしている。ただし、彼の来季にの扱いについてはまだ白紙のようで、「ジダンはプレシーズンが始まる8月下旬に彼を取り戻し、このFWの将来について決定する」見込みと記し、「しかし既定路線はもう一度リーガ1部のクラブに貸し出すこととなる。レアル・ソシエダとその他12クラブが来季にタケを求めており、さらにフランスではPSGも彼を望んでいると報じられた」と続けた。
『ABC』はさらに、久保がレアル・マドリーにとって、日本でのビジネスを推し進める大きな力になるとの見解も示す。「もしフロレンティーノ・ペレス(レアル・マドリー会長)が金のことだけを考えたならば、日本の複数の国際的企業とビジネスをするために、久保はもうレアル・マドリーでプレーしている。そのときは遅かれ早かれやってくるが、今は成長することが大事だ」と書き記し、そして“そのとき”が訪れた場合に起こることを、次のように予想している。
「(レアル・マドリーにとって)彼の魅力は取るに足らないものではない。なぜなら、タケフサは広告塔として引っ張りだこだからだ。例えば、1億2600万の人口を誇る日本で、最も見られたリーガの10試合の内、じつに8試合が久保とマジョルカが主役だった。マジョルカ対ビジャレアルは、このアジアの国のあらゆる記録を上回ることとなり、レアル・マドリー対バルセロナのクラシコよりも視聴者数が多かった」
「クボが白いユニフォームを着た際の商業的魅力を想像できるだろうか? このアタッカーが公式にレアル・マドリーのトップチームの選手になれば、東洋の大国から大きな金の動きが生じることとなる。多くのスポンサーがやって来ることになり、レアル・マドリーはプレシーズン毎に巨額を出せる日本を満足させようと、ツアーで同国に赴くはずだ」
「そのときは、これからやって来る。今はクボを鍛え上げる、今後10年のために偉大な選手とする時期だ。マジョルカの監督ビセンテ・モレノは、タケがレアル・マドリーで成功するためのすべてを持ち合わせると語っている」
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