ストラスブールは、チェルシーのオーナーを務めるトッド・ボーリー氏と「友好的な食事」をしながら話し合いを行ったことを認めたようだ。
先日、ボーリー氏が自身のポートフォリオに加えるために、リーグ・アンで現在15位につけているストラスブールをターゲットに買収を目論んでいると報じられた。そして『BFM Alcace』によると、両者の話し合いは実際に行われたが、ボーリー氏が望んでいるとされる完全買収の話は、今のところテーブルから外れたままだという。
同チームは現時点で既に「財政的に安定している」と言われており、ボーリー氏の計画は、まずリーグ・アン側に(チェルシーの)選手を貸し出すことによって、彼らの知名度と財政的地位を高めることが最優先だとのこと。
ストラスブールの幹部によると、「フレンドリーな食事」が関係者全員の間で行われたが、それは「非公式のイベント」であると言及し、ストラスブールのマルク・ケラー会長は「新しい投資家の可能性を見つけるために時間をかけている」述べている。
現在、クラブに財政的な緊急事態の兆候はないとされているため、ケラー会長にそのようなプレッシャーはないだろう。ストラスブールには現在、今夏に清水エスパルスから加入したFW鈴木唯人と日本代表GK川島永嗣が所属している。



