湘南ベルマーレは29日、町野修斗のドイツ2部ホルシュタイン・キールへの完全移籍を発表した。
現在23歳の町野は、2018年に履正社高から横浜FMに入団。翌年からギラヴァンツ北九州でプレーし、2021年に湘南に加入。昨シーズンにはキャリアハイとなる30試合13得点を記録し、カタール・ワールドカップメンバーにも選出。今シーズンは18試合で8ゴールとなっていた。
町野は今週末7月2日の明治安田生命J1リーグ第19節 横浜F・マリノス戦が出場可能な最後の試合に。7月4日に離日予定だという。
ホルシュタイン・キール側の発表によると、2027年6月30日までの4年契約。来週の半ばにキールに到着する予定で、7月9日から17日まで、新チームでのオーストリアトレーニングキャンプに参加する見込みだ。
欧州挑戦にあたり、町野はクラブ公式サイトで次のように意気込んだ。
「この度、ドイツのホルシュタイン・キールに移籍することを決断しました。決して簡単な決断ではなく、チームが苦しい状況の中で移籍をすることになり、本当に申し訳なく思っています」
「しかし、昨年日本代表に召集され、世界のフィジカルや強度を体感したことで、このままではいけないと感じました。世界で活躍するという夢を改めて叶えたい。そして日本を代表するストライカーになりたい。そのためにはヨーロッパで成長しなくてはならない。そう強く思わされました」
「選手としてまだまだ未熟だった僕に成長をするチャンスを与えてくれた湘南ベルマーレに心から感謝をしています。そしてベルマーレを応援しているファン・サポーターの皆さん、今までたくさんの応援、本当にありがとうございました。皆さんに僕の情報が届くぐらいの活躍をして、日本を代表する選手になってきます!」
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