ラ・リーガ最後の直線で輝いた34歳モドリッチ「僕はいつだってプレーしていたい。年齢ではなくフットボールを見てくれ」

先に3シーズンぶり、通算34回目のラ・リーガ優勝を果たしたレアル・マドリー。ラ・リーガ再開後に10戦全勝という驚異的なパフォーマンスを見せての戴冠だったが、その中でも一際輝いていたのがMFルカ・モドリッチだ。

中断前までパフォーマンスに浮き沈みがあったモドリッチだが、再開してから一気に調子を上げた。まるで今がキャリア全盛期のような躍動ぶりで、人々を驚かせている。

『レアル・マドリーTV』でロベルト・カルロス氏からインタビューを受け、そうした活躍の理由を問われたクロアチア代表MFは、次のように説明している。

「自宅隔離の間、本当に激しく働いた。2カ月間、止まることなくね。その仕事のおかげだったんだよ。個人的、そしてチーム全体で挙げた成果に満足している。僕たちは何かスペクタクルなことを成し遂げた。今月だけではなく、シーズンを通してね」

「1カ月間、休みなく試合があったことで出場機会が制限されたことについて？監督にはずっとプレーしていたいと伝えている。休むのは好きじゃないし、彼は僕の考えを理解しているよ。監督はチームの選手層から、ローテーションの採用を望んでいるけどね」

今年9月で35歳となるモドリッチは、自身が選手として高齢であるとの見解に対して、嫌悪感を抱いているようだ。

「僕はいつだってプレーしていたい。プレーしている方が楽だと感じるんだよ。自分の身分証明ではなく、ピッチ上のプレーを見てほしいんだ。選手の年齢について話されるのは好きじゃないよ」