レアル・マドリー元会長が燻るベイルに「時間を無駄にしている。新しい道を見つけなければ…」

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】来季もレアル・マドリー（ラ・リーガ）で居場所を確保できる見込みがないギャレス・ベイルは今夏に新天地を求めるのだろうか。

レアル・マドリーの元会長ラモン・カルデロン氏は、ギャレス・ベイルに辛辣な言葉を送った。

2013年にレアル・マドリーに加入したベイルは、7シーズン目となった今シーズン、スペインでのキャリアワーストとなる公式戦20試合で3ゴールと不本意な1年を送る。さらに、チャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16セカンドレグのマンチェスター・シティ戦には帯同せず、ジネディーヌ・ジダン監督は「彼はプレーしたがらなかった」とその理由を明かしていた。

レアル・マドリーで苦しい時間を送るものの、ベイルに退団の意思はなく、現行契約が満了を迎える2022年夏までクラブに留まると考えられている。これを受け、元会長のカルデロン氏は、イギリス『BBC』でウェールズ代表FWについて「彼をローンで放出して、サラリーの一部を支払うことになっても驚きはしない」と話し、同選手の現状について厳しい言葉を述べた。

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「とても悲しいし、彼のような選手をスタンドで見ることは残念だ。彼のスキルとタレントはまだなくなっておらず、彼は今でも世界のどのクラブでもハイレベルなプレーができる良い選手だと思う。だから、彼らはこの問題を終わりにする策を見つけ出さなくてはならないと思う。彼が減給を望まないことは十分に理解できるから、この状況を終わりにする何かしらの方法が必要となる」

また、ラ・リーガを制したことでジダン監督の続投が濃厚とされる中、来シーズン以降もベイルの居場所はないと考えられている。この状況についてカルデロン氏は「コーチは彼を頼りにしていない。ジダンがレアルに残れば、ベイルは新しい道を探さなければいけない」と主張し、時間を無駄にすべきではないと語った。