レアル・マドリーの前線が、“クリスティアーノ・チルドレン”でひしめいている。
27日にブラジル代表FWエンドリッキの入団セレモニーを開いたレアル・マドリー。18歳FWは「僕はクリスティアーノ・ロナウドに恋をして、そのためにこのクラブのファンになった」と、マドリー加入の要因としてC・ロナウドの存在を挙げている。
C・ロナウドは2009年から2018年までレアル・マドリーに在籍し、438試合450得点という成績でクラブ歴代最多得点記録を樹立。4回のチャンピオンズリーグ優勝に貢献するなどして大きな足跡を残した。そんな偉大なるレジェンドの影響を受けているマドリーの選手は、エンドリッキだけではない。むしろ大多数のアタッカーがC・ロナウドに憧れていたのだ。
エンドリッキと同じく今夏マドリーに加入したエンバペ(25)も、子供の頃からC・ロナウドがアイドルだったことで有名だ。入団セレモニーでは「マドリーではまずジダンの試合を追って、その後に僕のアイドルであるクリスティアーノのことを見続けた。これからはもう試合を見ることができなくなるね。だって、次は僕がプレーする番なんだから」と語っていた。
加えてFWロドリゴ(23)は、今年4月のチェルシー戦でゴールを決めた際、高く飛び上がってから両手を開き気味に着地するC・ロナウドのゴールパフォーマンスを披露。試合後にはその理由を「ヒザから芝に滑り込もうとしたけど、ちょっと痛くてできなかった。だから、僕のアイドルに敬意を表すことにしたんだよ」と説明している。
そのほかFWヴィニシウス・ジュニオール(24)は昨季開幕前、C・ロナウドがつけていた7番を背負うことが決定した際に、「この番号からはクリスティアーノのことを想像するよ。彼のすべての試合を見たし、このクラブで一時代を築いた。僕にとってはアイドル」とコメント(なおヴィニシウスはC・ロナウドのほかネイマールもアイドルと公言している)。またMFアルダ・ギュレル(19)も昨季の入団会見で「アイドルはC・ロナウド、ジダン、グティ、エジル」と最初にポルトガル代表FWの名を挙げていた。
エンバペ、エンドリッキ、ヴィニシウス、ロドリゴ、ギュレルが熱い眼差しで見つめていたC・ロナウド……。ここ最近は資金力よりも、クラブブランドを生かして選手獲得を行なっているレアル・マドリーだが、それはC・ロナウドと一緒に蒔いた“憧れ”という種から育った才能を、収穫していることを意味しているのかもしれない。


