19日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグ、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのマンチェスター・シティ戦に3-1で勝利し、2戦合計スコアで6-3と上回りベスト16進出を果たした。DFラウール・アセンシオ(22)は試合後、チームの勝利に貢献したことへの満足感を表している。
レアル・マドリーのBチーム所属ながら、DFラインに離脱者が続出するトップチームで登用されると、見事結果を出して同チームで居場所を確保したラウール・アセンシオ。このシティとのビッグマッチでも、確かな活躍を見せている。
ラウール・アセンシオはキックオフから4分後に先制点をアシスト。真っ直ぐと伸びる高精度のロングフィードによってFWキリアン・エンバペの突破、そしてループシュートによるゴールを引き出した。同選手はその後も的確かつ大胆な守備とパス能力で、チームの攻守両面に貢献している。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたラウール・アセンシオは、エンバペへのアシストと試合の感想について語っている。
「もっとアシストできたらいいね。チームの助けになれるならうれしいし、アシストを記録できたことを本当にうれしく思う。エンバペのような選手は、すべてのプレーを簡単にしてくれるんだ」
「とても難しいノックアウトラウンドだったね。だけど僕たちはできることをしたし、2試合両方で良質なパフォーマンスを見せた。僕たちはチームだったよ」
シティはFWアーリング・ハーランドがコンディション不良でベンチスタートだったが、ラウール・アセンシオは誰が出てきてもすべきことは変わらないと話した。
「ハーランドがベンチスタートでどう思ったか? いや、僕たちは11人と対戦するわけだし、誰が起用されようができる限り良いプレーを見せるだけだ。僕たちは、どんな選手とも戦う心構えをしている」
レアル・マドリーはCLベスト16でアトレティコ・マドリーからレヴァークーゼンと対戦するが、ラウール・アセンシオにとってはどちらと当たっても変わりないようだ。
「どちらでもいいよ。僕たちはレアル・マドリーなんだ。どっちのチームでもかまわない。僕たちは戦って、次のラウンドに進出することを目指すだけだ」


