ニューカッスルのエディ・ハウ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)出場権確保に歓喜した。
22日、プレミアリーグ第37節が行われ、ニューカッスルとレスターが対戦した。
今節、引き分け以上でCL出場が確定するニューカッスル。悲願へ向けて相対するのは、勝てば降格圏を脱出するレスターとなった。
試合は両者譲らない拮抗した展開に。終盤までスコアは動くことがなく、ニューカッスルの猛攻に対してレスターが決死の守備で失点を許さない状況が続く。
試合はこのまま終了。ニューカッスルは20本以上のシュートを放つもゴールは奪えず。対するレスターのシュート数はまさかの1。守備に徹して勝ち点1を分け合う形となった。
この結果、ニューカッスルは最終節を残して4位以上が決定。CL出場権を獲得した。
ニューカッスルが最後にCLに出場したのは03-04シーズン。約20年ぶりとなるトップ4フィニッシュを達成。さらに、CL本戦への出場は1997-98シーズン以来となる。
「大きな安堵感、サポーターの反応を見るのは信じられない夜だ」と、試合後にハウ監督は『スカイスポーツ』にコメントし、以下のように続けた。
「(プレシーズン当時の目標は?)確かにトップ4は無理だった。常に希望と夢を抱いていなければならないが、残留争いの後では、その準備が出来ているとは思えなかった。降格を免れ、より良いチームになることが目標だったんだ。そして、降格の危機を乗り越える以上のものになった。若者たちのメンタリティや態度は、信じられないほど素晴らしいものだった」
「私はこのクラブの成功を心から願っている。ただ、難しいのは、何か素晴らしいことを成し遂げたと感じても、トロフィーがないことだ。将来的にはタイトルをこのチームにもたらしたい」


