モンツァのアドリアーノ・ガリアーニCEOが古巣ミランとの対戦を前に、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。
ミランで名物会長シルヴィオ・ベルルスコーニ氏の右腕として31年間にわたって活躍し、クラブの黄金期を築いたガリアーニ氏。2018年秋に元ミラン会長が買収したモンツァで再出発すると、わずか4年でセリエAへと昇格させて幹部としての長いキャリアの「ラストダンス」を舞う。
そんな元ミランCEOは、モンツァの38歳の若手指揮官ラファエレ・パッラディーノがいかにして4バックを信条とするベルルスコーニ会長を説得したのかを明かした。
「3バックは伝統的な守備ではなく、会長は4バックが大好きだ。するとラファエレは、両サイドが上がったり下がったりするため、非保持の際は4バックになると説明したんだ。こうして落としどころを見つけることができた」
「ミランは4-2-3-1でスクデットを獲得したが、現在は3バックだ。トッテナムやトリノ、アタランタも3バックを採用している。ただ、ワールドカップやチャンピオンズリーグの優勝チームはどこも4バックでプレーしていたがね」
続いてモンツァ幹部は、かつてヨーロッパの頂点で栄華を極めたイタリアサッカーが再び過去の地位を取り戻すことは困難であるとの見解を示している。
「イングランドのチームはイタリア勢の3~4倍の売り上げを計上している。1990年代のようにイタリアのカルチョがヨーロッパの頂点に復帰することは難しいだろう。かつてはバロンドールプレーヤーがみんなイタリアでプレーしていた」
「だがセリエAでプレーした選手の中でバロンドールを受賞したのは、2007年のカカが最後だ。あれから15年が経過している。イタリアのチームが将来のバロンドール候補を獲得できる可能性はもはやないように感じる」




