Milan(C)Getty Images

宿敵に先勝許す…ミラン、指揮官ピオリはCLインテル戦の主審を非難「ダブルスタンダードのジャッジがあった」

ミランのステファノ・ピオリ監督がインテル戦についてコメントした。

チャンピオンズリーグ(CL)は10日に準決勝ファーストレグが行われ、ミランとインテルが対戦した。

CLでの"ミラノダービー"は04-05シーズン以来の18年ぶり、さらに準決勝でのミラノダービーは02-03シーズン以来の20年ぶりという歴史的な対決が実現。セリエAを独走優勝したナポリを下したミランと、ベンフィカを2戦合計5-3の大勝で準決勝へと駒を進めたインテルが激突した。

試合は早々の8分に均衡が破れる。左からコーナーキックを、ジェコが見事なボレーシュート。スーパーゴールが決まり、アウェイのインテルが先制する。さらに11分、ディマルコが左サイドからマイナスのボールをエリア内に向かって送ると、走り込んでいたムヒタリアンがトラップからシュートを放つ。これが決まって早い段階に2点のリードを奪った。

勢いを取り戻しつつあったミランだったが、インテルは粘り強い堅守でゴールを許さず。スコアはこのままで試合終了の笛。2-0でアウェイのインテルが先勝を飾った。

試合後、ミランのピオリ監督が記者会見に出席。『ガゼッタ』に「ネッラズーリの方がクオリティが高く、我々はより多くのボールをミスした」と試合を振り返った。

「激しく、コンパクトで、アグレッシブでありたかったが、うまくいかなかった。インテルは競り合いを優位に進めていた。メンタル面でも戦術面でも複雑な試合だった。しかし、後半は素晴らしい反応が見られた。16日には、それを実現しなければならない」

「我々は信じなければならない。試合は変化し、エピソードがすでに書かれた結果をも覆すことがある」

また、ピオリ監督は本試合での判定について「ダブルスタンダードのジャッジがあった。でも、具体的なことは言わない」と不満を漏らす場面も。そして、16日に控えるセカンドレグへ向けて意気込みを話している。

「今はレベルを上げなければならない。違うパフォーマンスが必要だ。選手たちは失望しているが、この結果を覆すという意志もある」

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