チャンピオンズリーグ(CL)は10日に準決勝ファーストレグが行われ、ミランとインテルが対戦した。
CLでの"ミラノダービー"は04-05シーズン以来の18年ぶり、さらに準決勝では02-03シーズン以来の20年ぶりという歴史的な対決が実現。セリエAを独走優勝したナポリを下したミランと、ベンフィカを2戦合計5-3の大勝で準決勝へと駒を進めたインテルが激突した。
試合は早々の8分に均衡が破れる。左からコーナーキックを、ジェコが見事なヒールキック。スーパーゴールが決まり、アウェイのインテルが先制する。
さらに11分、ディマルコが左サイドからマイナスのボールをエリア内に向かって送ると、走り込んでいたムヒタリアンがトラップからシュートを放つ。これが決まって早い段階に2点のリードを奪った。
試合の流れを引き寄せたいミランだったが、18分にアクシデント。べナセルが負傷で交代を余儀なくされることに。メシアスが投入された。
32分にはインテルにPKの判定。しかし、L・マルティネスが倒された場面はVARでノーファウルとなり、PKは取り消される。
ミランは62分、ジルーの落としを受けたトナーリがエリア手前から右足を振り抜くも、ポストに直撃する。
勢いを取り戻しつつあったミランだったが、インテルは粘り強い堅守でゴールを許さず。スコアはこのままで試合終了の笛。2-0でアウェイのインテルが先勝を飾った。




