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痛恨のリーグ3戦未勝利…横浜FM、マスカット監督が語った現状への見解は?「ここ3試合というより、私は…」

明治安田生命J1リーグは15日に第27節が開催され、横浜F・マリノスとサガン鳥栖が対戦した。

直近2試合で横浜FCと柏レイソルという下位相手に連敗を喫した2位横浜FM。首位との勝ち点差を広げないためにも勝ち点3が欲しい状況。対する鳥栖は7試合ぶりの勝利を目指す。

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試合は終盤の86分に均衡が破れる。長沼が左サイドのカットインから右足を振り抜く。このシュートがネットに突き刺さり、鳥栖が先制した。

直後の89分、左サイドを崩した横浜FMは吉尾が同点弾。即座に試合を振り出しに戻す。試合はこのまま終了。意地を見せた横浜FMだったが、リーグ戦は3試合未勝利に。首位争いへ痛恨の足踏みとなった。

試合後、記者会見に出席した横浜FMのケヴィン・マスカット監督は「スタートはアグレッシブさが出せたと思います」と切り出し「後半は良いリアクションをしてプッシュし続けられたと思いましたし、勝ちにいく気持ちがあらわれた部分が多かったですが、同点となりました」と振り返った。

試合を総じての収穫については「ここ3試合は…と考えるより、自分の中では(全体を見て)27試合をプレーしたと思っています。この3試合で結果が出ていないのは事実ですが、勝ちにいくという部分を持っていた中で、チャンスを作れたところは多かった。タフなコンディションの中で、決勝点を取りにいくという姿勢は見せられたとは感じています」との見解を示した。

4日後の19日にアジアチャンピオンズリーグの開幕戦を控えている横浜FM。過密日程の中で「全員が必要になってくる」と総力戦になるとコメント。

「その中で何人かの選手たちは開幕から出続けている選手たちもいます。ケガあがりの選手や長い間試合に出られていない中で突如出場している選手たちもいます。フィットしている選手たちにもチャンスがあるという状況。良い準備をして欲しいです」

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