ラ・リーガに所属するマジョルカは1日、多機能素材「αGEL」を開発・製造・販売する株式会社タイカとのグローバルメインスポンサー契約を更新を発表。
2021-22シーズン途中からグローバルメインスポンサー契約を締結していた両者。2022-23シーズンもグローバルメインスポンサー契約を継続し、公式ユニホームの胸部分、ホームスタジアムの内外、クラブハウスなどに当社の主力ブランドである「αGEL by Taica」のロゴが掲出されることになっていた。
当イベントには、マジョルカからアンディ・コールバーグ会長兼オーナー、アルフォンソ・ディアスCEO、株式会社タイカから鈴木大登代表取締役社長、清水エスパルス関係者と元マジョルカFW大久保嘉人氏が出席している。
アンディ・コールバーグ会長は契約締結について喜びを明かすと共に、日本との関係の重要性を強調。「重要なことはここに来る事。日本に来るのは今回が3回目。人的な関係が重要。人と人とのつながりが大切。日本でプレゼンスを持っていきたい」と熱弁した。
また、鈴木代表取締役社長もスポンサーシップの継続について「日本の一製造業の中小企業ですが、そう言った会社でもラリーガの胸スポンサーになれる」とコメントし、次のように続けた。
「社員にとっても誇り高いこと。我々もプライドとして継続できるように仕事をしていかなくてはいけないと思っています。商業的に言いますと、そこまでメリットがあるかといえばそうでもない。やはり一企業としてサッカーに還元できるものサッカーへの恩返しをしなくてはいけないという思いがある。引き続きこの関係を継続しながら新たな価値の提供をできれば」
さらに、ディアスCEOは昨年12月に業務提携契約を結んだ清水について言及。「タイカとの契約は、単なるビジネス契約以上のものです。我々にとって日本へ、そしてより広いアジアへの入り口」とし、「清水エスパルスとの提携も大切。才能をみつけたい」と将来的な育成面での関与も示唆しつつ、さらなる関係性の構築に意欲を見せた。
「日本のサッカーがどのように運営されているかを知りたい。双方にクロスするチャンスがある。それによって(マジョルカが)日本で重要なクラブになると思う。清水の試合にマスコットが来場するなど交流を深めていきたい」
マジョルカは明日15日に、渋谷で2023/24新ユニフォームお披露目を控えている。


